ようこそ、レッサーパンダ「ハルマキ」❕

福岡市動物園に千葉県市川市の市川市動植物園からレッサーパンダのメス「ハルマキ」が1月6日にやってきました。
レッサーパンダ担当の飼育員から「ハルマキ」の様子が届きましたのでご紹介します。


 <1日目>

 市川市動植物園から飛行機と車で移動をし、到着したのが15時半。すぐに用意していた「ハルマキ」の部屋に入れました。
 全く知らない場所で知らない人がいる状態ですので、怖すぎて「ノゾム」が来た時と同様にキャリーから出るまでに時間がかかるか、もしくは、キャリーの扉を開けた途端勢いよく飛び出して逃げようとするのではと思っていました。

 しかし、「ハルマキ」は…
 ゆっくり出て来て…
 ゆっくりキャリーの上に登り…
 それから丸太の台に登りました!
 「ハルマキすごい!」と思いました。しかし、やはり怯えているようで、リンゴを手渡ししようとしてもうつむいて動きが止まったりしました。幸い、置いたリンゴやパンダミルクは口にしてくれたので、初日は早めにレッサーパンダ舎から退散し、部屋に慣れてもらうことにしました。

動画でもご覧ください。

 <2日目>

 朝、レッサーパンダ舎へ行くと「ハルマキ」の姿は見えず巣箱の中に閉じこもっていました。なかなか出て来ないので、先住者の「マリモ」と「ノゾム」の準備していると、ハルマキは台の上に出て来ていました。しかし、動きは前日と同じで夜中に部屋の中を探索してないように見えます。どうにかして慣れてもらわなければと思いました。
リンゴは欲しいようで、リンゴを見せると舌をペロペロ出すので…、私が「ハルマキ」の前を通るたびにリンゴを見せびらかして格子近くの台に置きます。するとだんだんと私がいる状態でも食べに来るように。

 これを繰り返し、昼にはついに…
 前足で触り…
恐る恐るですが、格子越しにリンゴを食べてくれました!

 それからしばらくすると丸太の台の上は自由に動くようになり、隣の部屋も移動できるようになったようです。
 床に降りているところはほぼ見ていないので、床にも慣れるように床にご飯などを置いてみました。
 「いやーそうじゃないんだけどなぁ…」
 そんなことを思っていたら…
その後は、普通に飲んでいました。
 こんなユニークな「ハルマキ」も、検査と獣舎に慣れたら「マリモ」や「ノゾム」とお見合い、同居をさせていきたいと思っています。
新しく加わった「ハルマキ」を含め、福岡市動物園のレッサーパンダをどうぞよろしくお願いいたします!

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