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ゴールデンウィークと「世界バクの日」

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今週末からゴールデンウィーク。  今年は超のつく大型連休♪ 10連休という方も多いのではないでしょうか。 まずは昨日、4月27日の園内の様子から。 昨日は「世界バクの日」でした。 「世界バクの日」:開発のため生息地が減少し、絶滅が危惧されているバクの現状を多くの方に知っていただくために設立されました。 マレーバクについて、飼育員からのお話の後は、希望者の方をバックヤードへ案内し、間近で見てもらいました。 大きいけれど、飼育員に豪快に撫でられて気持ち良さそう…😊 福岡市動物園で暮らすマレーバクをきっかけに、野生に暮らすマレーバクや、彼らを取り巻く自然環境へも思いを馳せてもらえたら嬉しいですね。 この日は、他にシマウマとビントロングのZOOスポットガイドも行いましたよ~。 また本日、28日はツシマヤマネコのガイドに始まり…、 (ツシマヤマネコは現在繁殖のため非公開としておりますが、公開に向けて慣らすためにトレーニング中です。正式な公開日はHPにてお知らせいたします。) アラビオアリックスや、 ビルマニシキヘビなどのガイドもありましたよ。 参加してくださった皆様、ありがとうございました! GW期間中は日替わりで、こうした動物ガイドを行います。 詳しくはHPでご確認ください。 →HP『イベント情報』 他にもGW期間中、動物情報館ZooLabでは動物たちの写真パネルが登場しています。 ご家族皆さんでご来園、ありがとうございます♥ お父さん、可愛く撮れましたか? 『令和』吹きだしも用意してます♥ なんと、飼育員の気分になれちゃう顔はめパネルもあります。 これであなたもレッサーパンダの飼育員気分♪ 来園の思い出になること間違いなし! 他にも『吹き出し』を多数用意しております。 ぜひ写真撮影を楽しんでくださいね~。 またゴールデンウィーク期間中は無料シャトルバス『ZOOバス』を運行しております。 ★運行期間:4月28日(日)~5月6日(月) ★ルート:地下鉄大濠公園駅~植物園駐車場 詳しい運行ダイヤはHPの「無料シャトルバス”ZOOバス”運行情報」ページでご確認ください。 HP情報→ 無料シャトルバス"ZOOバス"運行情報 ゴールデンウィーク、福

動物園のひそかな春の風物詩!ヒツジの毛刈り

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ここ最近、日中は暑く感じることも多くなってきました。 本格的に暑くなる前に、動物園では、毎年ヒツジの毛刈りを行っています。 こども動物園にいる、このモッコモコのヒツジたち。 このキュートなお尻ともしばしお別れです。 すでに何か気配を感じているのか、ソワソワしだしました。 さっそく手際よく毛を刈っていきます。 おとなしくじっとしている「コマチ」(メス)。 この機会に採血や爪切りなど、健康チェックも行います。 バックヤードで何が行われているのか、気になる様子のヤギたち。 やじ馬ならぬ、やじヤギ? 「コマチ」の毛刈りが終わって、次の「ノゾミ」の準備まで、2頭並ぶとビフォーアフターがはっきり分かりますね。 スッキリとした2頭です。 今回の毛刈りで、羊毛がたくさん集まりました! せっかくなので、この羊毛は、何かしら活用する予定です。 明後日から始まるゴールデンウィークですが、 なんと動物園では、今週の土曜日(4月27日)から、10日間連日スポットガイドを行います! 詳しくはこちらのイベント情報をご覧ください。 どうぞ、ゴールデンウィーク10連休は、動物園に遊びにきてください! 涼しくチェンジしたヒツジにも会いにきてくださいね!

ツシマヤマネコが出産しました

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2019年4月15日、ツシマヤマネコの「妃(ひめ)」が3頭の子ネコを出産しました。 飼育員から,今回の出産についての話を聞けましたので,出産直後の様子の動画とあわせてご紹介します。   「ひめ」は今回3度目の出産になりますが、3頭も出産したのは初めてです。 1頭目 2頭目 3頭目 「ひめ」は出産後しばらくは子ネコに母乳を与えたり、身体をなめて排泄の世話をしたり24時間ずっと子ネコの世話が続きます。出産後の母ネコは特に周囲に敏感になり、ちょっとした物音でも顔を上げて様子を伺います。「ひめ」はどちらかというと人に慣れている方ですが、そんな「ひめ」でも子ネコを守るため神経質になっていることが分かります。ちなみにヤマネコは母ネコのみが子育てをします。 こちらが生後4日目の様子です。   「ひめ」の行動パターンは、一日中ほとんど巣箱から出ることは無いですが、夕方から夜にかけて数回巣箱内の子ネコに敷材の干し草をかけてきれいに隠してから放飼場に出ます。放飼場では餌を食べたり、水を飲んだり、時々身体が火照るのか池の中にしばらく浸かることもあります。その後は5分程度ですぐに巣箱に戻り、子ネコの確認をします。 「ひめ」は2015年に対馬で保護され、対馬野生生物保護センターで愛情たっぷりに育てられ、そして福岡市動物園に来て3年連続出産。観察をしていてあらためて野生の本能ってすごいなと感心するばかりです。 今年は「ひめ」にとって初めて3頭の子ネコを育てることになるので、飼育員としては掃除と餌の準備モニターによる観察しかできませんが、子育て頑張って欲しいです。

今日(4/19)は飼育の日!動物ガイド盛りだくさんな一日♪

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4月19日は,4・19(しいく)の語呂合わせで「飼育の日」。 「飼育の日」は平成21年,動物園・水族館に関心を持ってもらうために(公社)日本動物園水族館協会が制定した日となります。 福岡市動物園でも通常のZOOスポットガイド(日曜・祝日開催中)よりもたくさんの動物ガイドを行いました♪ トップバッターはフクロウなど,猛禽類を中心としたガイド。 と言いながら写真はワシミミズク。 フクロウとの違いは耳のような羽角があること。 他にもコンドルなど大型の猛禽類(左)と,フクロウ(右)との羽の違いを感じてもらいました。 こちらはきれいな縞のグラントシマウマ。 シマウマは”ウマ”と名前にありますが,馬よりロバに近いことなど,興味深いお話がありました。 今日は天気もいいので「カミリ」(オス)も気持ちよさそうですね♪ こちらはヤギとヒツジへのエサやり体験。 ヤギとヒツジは,こども動物園エリアにあることもあり小さなお友達を中心に,小松菜をあげてもらいました。 午後一番のガイドはオランウータン。 こちらはオスのミミです。 ご飯とショウガ湯(濃いめ)を飼育員よりプレゼント♪ このペットボトルを器用に開けて食べる姿などを観察していただきました。 こちらはビルマニシキヘビ。 今日は暖かかったので,ちょっとだけお外に出てみました。 ヘビさんと仲良くなれたかな? こちらはマレーバクのガイド。 写真はオスのジュリ。 ガイド中は飼育員にブラッシングしてもらったりと気持ち良さそうにしていました。 こちらはメスのユメコです。 ガイド参加者の前で,なぜか変顔のユメコ…。 (本当はもっとカワイイです。でもこの表情もカワイイ…。) こちらはエミューとヒクイドリのガイド。 これはエミューの卵です。 こんな風に本物の卵にも触ってもらいました。 ラストはニホンザルたちが暮らすサル山。 飼育員が姿を現すとニホンザルたちが集まってきましたよ。 動物ガイドの後はエサやり体験でお客様からおやつのペレットをプレゼント。 期待通りのサルたち,大喜びでした♪ *** 平日だったにもかかわらず多くのお客様にご来園いただき、ありがとうございました。 日曜日や祝日には,こうした動物ガイドを開催しています。 ぜひ飼育員

4月19日は飼育の日♪

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皆さん、「飼育の日」をご存知ですか? 「飼育の日」とは「419(しいく)」にちなみ、平成21年に(公社)日本動物園水族館協会が制定しました。 この日は、動物園や水族館の取り組みや、飼育の仕事に関心を持ってもらうために全国の動物園や水族館で、様々なイベントが実施されます。 当園でも、動物ガイドを開催しますよ。 毎週日曜、祝日にZOOスポットガイドを行っていますが、その拡大版と考えていただけると想像しやすいでしょうか。 一日にたくさんの動物ガイドを行うのは飼育の日ならではです。 動物もですが、一日のうちでたくさんの飼育員たちに会えるのも飼育の日ならでは。 動物に関する質問があったら、この機会にぜひ聞いてみてください。 その際は、お手柔らかに願いますね。 (質問は担当の動物に限ります♪) 明日の金曜(4月19日)の飼育の日、お待ちしております!! スケジュールなど詳細はこちらでご確認ください。

子カンガルーの名前お披露目会を行いました

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本日4月7日(日)に,子カンガルー(オス)について,名前お披露目ガイドを行いました。 子カンガルーは,アカカンガルーの「しょうた」(オス)と「ばたこ」(メス)の間に誕生し,すくすくと成長中です。 本日お披露目する子カンガルーの名前については,事前に,飼育員が考えた3つの候補の中から,皆さまに投票を行っていただきました。 投票数は,3月24日~4月3日(休園日を除く)の全10日間でなんと1,464票!!! 大勢の方に,ご参加いただきまして,本当にありがとうございました。 さて,どんな名前に決定したのでしょうか? 飼育員がカンガルーたちのために,お祝いプレートを用意しました。 このプレートには,カンガルーたちの好物のリンゴ🍎が盛られています。 このリンゴを食べ進めていくと,中から子カンガルーの名前が出てくる仕組みになっています。 こちらは,ガイドがはじまっても,全く気にしていない「しょうた」お父さん。 飼育員がリンゴを使って,呼びかけます。 呼びかけに応じて,大人のカンガルーたちが徐々に集まってきました。 子カンガルーは,まだまだ警戒心が強いのか遠巻きに見守っています。 徐々に「た」の文字が見えてきたところで,お客さまより「ゆうた!」,「ゆうた!」と「ゆうた」コールが! ここで,改めて飼育員より発表です。 子カンガルーの名前は,「ゆうた」に決定いたしました!! 名前の由来は,お母さんの「 ばた こ」の名前が「七 夕 (たな ばた )」に由来しているので,その「 夕 ( ゆう )」と,お父さんの「しょう た 」の名をかけあわせて,『 ゆうた 』です。 これからは,子カンガルーを「ゆうた」と呼んであげてくださいね。 「ゆうた」の見分け方ですが,大人カンガルーに比べると,まだまだ体が小さいです。 いつも「ばたこ」お母さんの後ろについて回っていて,このように一緒にお昼寝している姿もよくみられますよ。 ぜひ,カンガルー舎に会いにきてください!