投稿

9月, 2018の投稿を表示しています

動物慰霊祭を開催しました

イメージ
今年も動物愛護週間(9/20-26)にあわせて,「動物慰霊祭」を開催し, この1年間に亡くなった動物たちの慰霊を行いました。 この1年間で,ほ乳類10種20頭,鳥類13種27羽,は虫類1種2匹が亡くなりました。 (※H29年9月1日~慰霊祭当日のH30年9月23日までの期間) ・アジアゾウ(メス)「はな子」:2017年9月27日に46歳(推定)で死亡。 1973年入園。飼育期間44年5カ月。 ・アムールトラ(メス)「メイ」:2017年11月18日に13歳で死亡。 2007年入園。飼育期間13年6カ月。 ・オジロワシ(オス)「ジロー」:2017年12月10日に41歳で死亡。 2000年入園。飼育期間17年10カ月。 ・アラビアオリックス(メス)「ライラ」:2018年9月11日に17歳で死亡。 2000年11月29日福岡市動物園生まれ。飼育期間17年9カ月。 ・ビントロング(メス)「コロン」:2018年9月17日に22歳で死亡。 1999年入園。飼育期間19年1カ月。 亡くなった動物たちを,愛してくださった皆さま,ありがとうございました。 皆さまと動物たちが一日でも長く一緒に過ごせるよう、 これからもスタッフ一同励んでまいります。

動物園写真コンテスト入選作品を展示しています📷

イメージ
「第41回福岡市動物園写真コンテスト」の入選作品を,昨日(9/19)より園内の動物科学館で展示をしています。 今年5月~6月の期間に募集を行い,248点のご応募がありました。 多くの方よりご応募いただき,本当にありがとうございました。 どの写真も動物たちへの愛情が伝わってくる心暖まる作品ばかりです! 上の写真は,園長賞に選ばれた作品「“Looks like victoria”」です。オウギバトの冠が美しく表現されていますね。 厳正なる審査の結果,入選した25作品を展示しております。 こちらは推薦に選ばれた作品「大きくなったら、ライオンになりたい。」です。 昨年5月に福岡市動物園で生まれたヒョウのメス「サナ」がモデルです。 まだあどけない表情がなんともいえませんね。 小さい頃の「サナ」を担当していた飼育員は,この作品を見て,「あぁ!かわいい~ッ❤」と思わずつぶやいてました😁 他にも多数の素敵な作品が展示されています。 是非,動物科学館にお立ち寄りください! 一部の作品は、2019年の壁掛けカレンダーに掲載する予定です。 そちらも,ご期待ください!! ●展示期間:平成30年9月19日(水)~9月29日(土) (休園日は除きます。) ●展示場所:動物科学館ホール ※表彰式を9月30日(日)10時30分から動物科学館レクチャールームで行います。

敬老の日、元気なご長寿動物ガイド♪

イメージ
昨日(9/17)は「敬老の日」でした。 そこで「敬老の日」にちなんで,ご長寿な動物たちのガイドを行いました♪ まずは,ツキノワグマのメス「ハナコ」です。 推定22歳。ツキノワグマの寿命は飼育下で約30年と言われています。 園内再整備の関係で,ツキノワグマ舎が5月末にこの場所へと引っ越しました。 足の弱い「ハナコ」は8月に運動場デビューしたばかり。 新しい獣舎は以前に比べると広く,段差も多いので「ハナコ」が移動しやすいように階段には板を引いてスロープ状にしています。 そのせいか以前より良く動くようになり,リハビリ(?)の効果も出ているようです。 さて,そんな「ハナコ」にもっともっと元気になって長生きしてもらいたい!との願いのこもった飼育員お手製のケーキがプレゼントされました。 寒天で固めた無糖ヨーグルトと乳酸菌飲料,フルーツなどなど,ヘルシーなのに可愛らしいケーキです♪ インスタ映え~なケーキを皆さん,激写! のんびり屋さんの「ハナコ」は気づいてくれるでしょうか。 いつも食べなれているゴハンが違う形と触感なので,どんな風に食べていくのかも見どころです。 ゆっくり,じっくり時間をかけて味わいながら食べているようでした。 おいしいようですね。 今年一年,元気に過ごして,来年もまた作ってもらおうね♪ こちらはアラビアオリックスのオス「ジョリー」14歳。 9/21には15歳になります。 飼育下での寿命は17年前後と言われています。 こちらもたくさんのお客さんに集まっていただきました。 飼育員がいつもの食事をケーキのように盛り付けております^^ しかし,後ろ足の悪い「ジョリー」は思うようにエサの場所までたどり着けません。 すぐそばにあっても口を持っていくのに時間がかかってしまいます。 そんな「ジョリー」の姿を見守る来園者からは『がんばれ!』の声があがります。 とはいえ,まだまだ元気にがんばります! ちなみにアラビアオリックスはとても貴重な動物です。 日本国内では当園含めて二園館でしか見ることができません。 ぜひ「ジョリー」に会いに来てくださいね。 最後はガイドの前にひとっ風呂浴びてるこのお方。 マレーバクのオス「ジュリ」です。 今年で御年30歳。 マレーバクの飼育下での寿命は

ヒクイドリは見た!エミュー舎のプチリニューアル♪

イメージ
ここ最近,涼しくなってきましたね。 動物園内もずいぶんと過ごしやすくなりましたよ。 皆さんは,エミューという鳥をご存知ですか? オーストラリアに生息している二足歩行する飛べない鳥です。 ダチョウよりも,ちょっと小柄です。 福岡市動物園にも2羽のエミューがいます。 こちらが,エミュー舎です。 日よけに使用しているあずまやの老朽化が進んだため,休園日にリニューアルを行いました!! あらかじめ組み立てておいた柱を,クレーンを使用して獣舎に搬入。 皆で声を掛け合いながら,設置します。 こちらは,工事の間,寝室で待機中のエミューたち。 いつもとは違う雰囲気になんとなく落ち着かない様子。 お隣さんのヒクイドリは,興味津々で作業を見守っています。 作業開始から,数時間後…。 なんということでしょう!! そこには,立派になったあずまやが…!! はたしてエミューたちは,気に入ってくれるのでしょうか?? 早速,運動場に出てもらいましょう。 遠巻きに見てはいますが,なかなか入ってくれません… あずまやはエサ場でもあるので,慣れさせるためにも,エサを置いてみることに。 きざんだ小松菜・白菜・りんごを置いてみます。 それでも,初日ということもあり,ちょっと警戒しているのか,少し近寄りつつも,中には入ってくれません… エミューたちが慣れてくれるには,もう少し時間がかかりそうですね。 とにもかくにも,エミュー舎のプチリニューアル無事完了!! 皆さま,新しくなったエミュー舎に足をお運びください。 あずまやでくつろぐエミューたちの姿が見れるかもしれませんよ! あ,そうそう,エミュー舎にお越しの際には,是非お隣さんのヒクイドリも訪ねてみてくださいね。

『夜の動植物園』へのご来園,ありがとうございました!

イメージ
昨日の土曜日(9/8)をもって,今年の「夜の動植物園」は終了いたしました。 あいにくの雨でしたが,最終日とあって,多くの皆さまにご来園いただきました。 それでは今季最後のサタデーニャイトの様子をご報告します。 「ZOOスポットガイド」から,まずは安定のレッサーパンダのリンゴタイム♪ 左がメスの「マリモ」,右がオスの「ノゾム」です。 二頭仲良くもぐもぐタイム…と思いきや,まさかのハプニングが起きました。 あっ!ああ!(後ろに注目↓) なんと!! これは,誰の仕業ね? ノゾム!!ノゾムやね! (飼育員を追いかけ看板にジャンプした結果,こうなったようです) そんなことより飼育員の手にあるリンゴが欲しいっちゃんね~,というノゾムの態度に,反省しとらんね~,と飼育員。 おやつ看板が壊れたけん,当分リンゴもお預けたい!と言われちゃいました^^ その一部始終を見ていた来園者は大うけ。 最終日にはそんなレッサーパンダ劇場が繰り広げられました♪ 他にはツシマジカや, サル山でのエサやり体験を行いました。 動物たちも,大満足!ですね♪ こちらはペンギンのガイドですが…, なんと,じゃんけんで飼育員に勝った人はペンギン舎の中へご案内です。 可愛い姿な割に肉食なペンギンたち。 アジを美味しそうにほおばる様子を間近で観察できて,夏の思い出になったかな? こちらは寝室の様子をご覧いただけるアミメキリン。 こんな風にくつろぐ姿も夜の動植物園ならではですね。 夜でも元気なコツメカワウソ一家。 そのお隣,シシオザルもこの日ばかりは夜更かしですね♪ ライトアップされたキンケイ。 昼間以上に美しい羽色です。 そして,大人気の『ビルマニシキヘビの園内散歩』。 今年もたくさんの方々と触れ合いました! 皆さん,最後までありがとうございました! 今年も毎回,多くの皆さんにご来園いただき,ありがとうございました。 そしてまた,来年の「夜の動植物園」も楽しい企画を考えますので,よろしくお願いいたします! こちらはヒョウの「サン」。 のんびりと寝ていることが多いですが,こうして近くに寄って来てくれることがありますよ。 夜の動植物園は終わりましたが,涼しくなりこれからのお出かけシーズ