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2023年も一年お世話になりました!

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本年、福岡市動植物園にお越しくださった皆さま そして、個人サポーター、企業サポーターとしてご支援くださった皆さま ありがとうございました。 (干支を代表して、カイウサギの「ゆず」♂です) 2023年は、おかげさまで 8月22日に 開園70周年を迎えることができました。 当日は動物たち、ご来園者とともにお祝いイベントを開催♪ 70周年企画として、8月~9月の「夜の動植物園」内では 「夜の動植物園」ポスタービジュアルでおなじみの 画家・北村直登さんによるライブペインティングも開催しました。 ご来園者とのコミュニケーションから、何がうまれ、何が描かれるのか スタッフも含めてキャンバスに釘づけ、ドキドキわくわくのイベントになりました♪ 同じく70周年企画として、 「70周年記念ノベルティ」 (名刺サイズのステッカー/北村直登さんのポスタービジュアル)を作成して 2024年7月までの毎週日曜・祝日にご来園の先着100名さまへ配布。 8月22日から1年間の期間限定で 「福岡市動物園開園70周年記念サポーター」 を創設するなど、様々な企画で 開園70周年を盛り上げています。 また、3月にはチンパンジーの「キンコ」♀が来園。 4月には、昨年リニューアルした新施設では初めて フンボルトペンギンのヒナたちが誕生し、すくすく成長中! そして、サル山にも2頭の子が誕生しました! 5月には、チンパンジーの「アツシ」♂(上)と「カコ」♀(下)が来園。 8月にはホンドギツネの「ヒナタ」♂、 10月にはルリコンゴウインコの「ラピス」♂が来園。 今年も新しい仲間がこのように加わりました! そして、動物園は年越しに向けた準備が大詰めです。 門松づくりは、レッサーパンダ獣舎裏の竹林から 竹を切るところから始まります。 手作りの門松も設置完了! 調理室の大掃除も終えました! 動植物園は、明日12月29日(金曜日)から1月1日(月曜日・祝日)まで休園です。 年始は1月2日(火曜日・休日)から開園、 お正月恒例の「新春福引大会」(動物園・植物園合同)でスタートです! →詳しくは当園HP「 お知らせ 」をご覧ください。 最後に、 動物園に来て動物たちと親しんでくださる方々、 市民の皆さま、関係者の皆さまに支えられて 開園70周年を迎えられたことに感謝いたします。 来年も変わらず、福岡市動植物園をよろしくお願いい

フンボルトペンギンのヒナ(3羽)の名前が決定しました!

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今年春に、リニューアルした新施設では初めてヒナが孵化しました。 すくすく成長したヒナ3羽(全てオス)の名前を 12/9(土)~12/10(日)動物情報館ZooLabにて開催した 「フンボルトペンギンたちの名前を決めよう♪」で、ご来園者の投票により決定! 飼育員が頭を悩ませ、それぞれ3つの名前候補を考案。 親であるアリカの今までの子どもたち「スミレ、フジ」が紫色の植物の名前ということ、 翼帯の色に黄色があり、育ての親が「スミレ、フジ」(植物の名前)ということなどから 決まった名前候補。それらの候補に、 ヒナの性格や行動・写真の資料、獣舎やプールでの様子を観察して 小さなお友だちを中心に、シールを貼って、投票してくれました。 そのようにして決まった名前を 12/24(日)に行ったクリスマスガイドの中で飼育員が発表♪ ●4/3 孵化のヒナ:ブドウ 親 オウガイ♂×アリカ♀ 行動・性格:やんちゃで元気!飼育員が投げた魚を上手にキャッチするのが得意です。 3羽の中で一番からだが大きく、よく食べます。 ※翼帯の色 黒-紫・黒  ●4/6 孵化のヒナ:アヤメ    親 オウガイ♂×アリカ♀ 育ての親 クローバー♂×パクチ♀ 行動・性格:マイペースな性格でエサが大好き! 3羽の中で一番最初に飼育員の手からエサをもらいました。 今では、手から直接でないとエサを食べません。※翼帯の色 黒-茶色・オレンジ・黒 ●4/27 孵化のヒナ:ハチミツ 親 フジ♂×リン♀ 育ての親 オチャ♂×アロエ♀ 行動・性格:3羽の中でからだが一番小さい。 臆病なところがあり、飼育員の手からはエサを受け取りません。 4月6日孵化のヒナによくくっついて行動しています。※翼帯の色 黒-青・黄・黒 寒い中、ガイドに参加してくださった方々、 名前の発表を待っていてくださった皆さん、ありがとうございました。 3羽とも、元気に大プールで泳いでいるので 翼帯の色を目印に、それぞれ観察してみてくださいね!

環境エンリッチメントって何?「サルたちにあげるフィーダー作り」を行いました

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先日、「世界サルの日(12/14)」にちなんで「サルたちにあげるフィーダー作り」を行いました。 (12/9開催済み、事前申し込み制) まずは、飼育スタッフによる担当動物の紹介や、その動物種の生態、「エンリッチメント」についてのお話です。 英語だとエンリッチメントは [En - rich - ment]=[~する ー 豊かな ー 状態] という意味になります。 飼育下の動物たちは、野生動物より刺激が少ない生活環境です。 そこで、欠けている刺激や、環境要因を突き止め、どのように補うかによってエンリッチメントは5つのタイプに分けられます。 今回はその中でも[飼料エンリッチメント※]を中心にお話しました。 ※給餌方法や飼料の品目を変更・追加したり、採食に関わる行動上の選択肢を増加させる方法です。 ちなみに他には以下の様なエンリッチメントがあります。 ・空間エンリッチメント…動物の特性に配慮した空間づくり ・感覚エンリッチメント…動物の五感を刺激する ・社会エンリッチメント…飼育環境の中に社会的な刺激を増やす ・認知エンリッチメント…動物の知性や能力を刺激する 野生の動物たちは、食べ物を探し求めることが生活の大半を占めています。 ですが動物園での生活では、スタッフが用意したエサが時間になれば出てきます。 そんな飼育下の動物たちの生活を能動的で豊かにすることは、動物園の大切な取り組みの一つであり、動物たちの健康維持にもつながります。  そこでフィーダーの登場です。 フィーダーとは、動物たちが時間をかけてエサを食べられるような工夫がしてある容器のことです。 今回のイベントでは、時間をかけて工夫しながら食事を楽しんでもらうための、簡単なフィーダー作りを通して、野生動物に関するエンリッチメントについて学んでもらいました。 ではでは、さっそくフィーダー作り! 穴の開いた塩ビ管(塩ビパイプ)に、動物が手を入れても傷つかないよう、ヤスリをかけてもらいます。 ぶら下げるひもを通して、蓋をします。 出来上がったフィーダーは、動物たちに使ってもらいます。 今回はシシオザルとダイアナモンキーの2チームに分かれ、観察にでかけました。 フィーダーに対してどんな反応や行動をしているか「観察シート」を使い、じっくり観察してくださいね~。 こちらはダイアナモンキーのリップス、ミナの獣舎です。 このぶらさがっ

ツシマヤマネコグッズ盛りだくさん🐾ギフトショップ プチモンド

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エントランス複合エリアにある『ギフトショップ プチモンド店』のレジ横に 当園オリジナルのグッズコーナーができました!との知らせを受け、お邪魔してきました! 『プチモンド』という店名はフランス語で「小さな世界」というだけあって、店内のインテリアも、ちかっぱ可愛らしい世界観となっとります。 店舗は『日本空間デザイン賞2019』や 『インテリアプランニングアワード2020』、カナダの「14th GRANDS PRIX DU DESIGN」などさまざまな賞を受賞しています。 無料区域にありますので入場券が無くてもお立ち寄り可能です。 これが、当園オリジナルグッズコーナー。 おお~、ヤマネコ成分多めですねぇ~♪ さてさて、まずはツシマヤマネコ関連商品から紹介しますよ~。 ・マルマンスケッチブック 税込500円 ツシマヤマネコのイラストが入った福岡市動物園の限定商品です。 B6サイズで持ちやすいサイズのため、動物園を回りながら、動物を描くときに使うことが出来ます。 ・ツシマヤマネコ鉛筆3本セット(2B) 税込350円 木物語の鉛筆を使用した、福岡市動物園限定デザインのトンボ鉛筆3本セットです。 (ばり可愛です) 「森林認証」の鉛筆を選んでいただくことで、森林保全に貢献することができます。 ・アクリルキーホルダー3種類 税込500円 「アカツキ・たんぽぽ・妃(ひめ)」の貴重な写真をアクリルキーホルダーにしました! ・ツシマヤマネコステッカー(4種) 税込300円 両面印刷で、透明のものに貼ると裏側からもプリントが見えます。 また、防水仕様で、コップや傘にも使用できます。 他にも定番になりつつある、ツシマヤマネコ「にわかせんぺい」などもございます。 明治39年の創業以来、愛され続けている博多の銘菓とのコラボ商品です。 続いて、福岡オリジナルJuliaデザイン♪ イギリスのアーティスト『ジュリア・ガッシュ』による、福岡のランドマークを基に作成した福岡オリジナルのデザインが人気のシリーズにも新商品が出ましたよ! ・木製ポストカード 税込800円 ポストカードで使うこと以外にも、別売りのカードスタンド(税込200円)と合わせれば、ディスプレイにも使うことが出来ます。 ・マグネット 税込800円 四角の美濃焼きタイルです。 こちらのタイルには廃棄されていた土を50%以上配合したアップサイク