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8月, 2013の投稿を表示しています

一石二鳥!?

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この青いボックス、何に使われているかといいますと… 普段は、ヤギたちのエサ箱として使用しています。ちょうどいい大きさで、うまく収まるんです♪ ある日の朝、出勤してきて、さあーヤギの小屋の清掃を はじめようと 小屋の中に入ろうとしたら… ??!!!! すっぽり収まって寝ていました(笑) ある日を境に、ほぼ毎日この中で寝ています。 人からも動物からも実用される青いボックス!  まさに一石二鳥ですね♪

ゾウのはな子。ある日のできごと。

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アジアゾウの「はな子」にエサをあげにゾウ舎にいってみると… ん? あれ? 頭に… わかりますか? 草がのってます(笑) クリックすると大きな画像で見ることができますよ。 ゾウは土をかぶる習性があります。 運動場に生えている草を引っこ抜いてかぶったら、ちょうど頭に乗っちゃったんですね~♪

コツメカワウソの育児日記(その3)

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コツメカワウソが生まれてもう2週間が過ぎようとしています。 そこで、これまでのコツメカワウソの成長記をまとめました。 悲しみを乗り越え、初めての子育てに頑張る リラお母さん&ふく太お父さん、そして担当飼育員の奮闘ぶりをご覧ください♪ 今回は育児日記その3。育児12日目からです♪ ************************** ■育児12日目(8月16日) 早速、朝にリラとふく太を外へ出して、子どもたちの目の治療をしました。 治療といってもまぶたについている目ヤニをふやかして取り、 まぶたの中の膿を出して目 薬をするという単純なものでしたが、 リラが子どもに何かをしているというのがわかった みたいで、 子どもたちをかなり心配して鳴き続けていました。 ↓この写真は育児4日目(8月8日)撮影↓ ↓これは育児12日目(8月16日)撮影↓ 担当者「デカくなったねー(涙)」 たった8日間ですが、すくすく成長しています。 もうハカリからはみ出していますね。 あとは目だけ治ってくれればいうことナシです。 ■育児13日目(8月17日) 今日も朝から治療を行いました。 リラとふく太が心配する中、治療をしていきました。 ゆっくりではありますが、着々と成長しています♪ 実は、人工保育をしていた子が目もすっかりよくなり、体重も兄弟と同じくらいまで増えてきたので、 今日家族のもとへ戻してあげようと思っていました。 が、戻す前に心配になり大阪・海遊館のコツメカワウソの担当の方に連絡を取り、いろいろと相談をしました。 その中で、目に異常が出ているのは寝床の乾草(エサの干草)の粉が原因かも。 と教えてもらったので、早速寝床の乾草を、海遊館で使用している麻袋へ変更してみました! <寝床Before> ↓ <寝床After> 担「こ、これでいいとよね・・・」 とりあえず麻袋を詰め込んでみました・・・ 担当者もコツメファミリーも違和感アリアリで、最初は親も子も落ち着きませんでしたが、 しばらくすると落ち着いていました。 寝転んでいるのはふく太お父さんで、リラお母さんたちは巣箱の下にいます。 これで落ち着いてく

マレーグマのお引っ越し。

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今日は月曜、休園日です。 先週月曜のヒョウに続き、今日はマレーグマの引っ越しをしました。 今のマレーグマ舎から、9月末に一般公開予定の新しいマレーグマ舎への引っ越しです。 まずはオスの「サニー」から。 サニーの引っ越しは、麻酔をかけて行いました。 完全に麻酔がかかったことを確認したあと、ケージに入れて、 園 内の動物医療センターで採血や身体検査を行い、無事、新しい獣舎に移りました。 午後からメスの「マチ」です。 マチは妊娠の可能性があるため、麻酔はせずに移します。 無麻酔ということは、マチにおとなしく移動用の箱に入ってもらう必要があるのですが、 練習の成果もあり、スムーズに箱に入ってもらえました。 ただ、マチが箱の中を激しく引っ掻くなど、かなり興奮したこともあり、 動物とスタッフの安全を最優先し、作業を一旦中止しました。 その後夕方に、マチが落ち着いてきたので、新しい移動用の箱で再チャレンジしました。  移動用の箱に入った後で、クレーンでその箱をつり上げて、トラックに乗せて移動します。 今度は無事、新しい獣舎に引っ越すことができました。 新しい獣舎の寝室に入ったマチです。 今日から9月末予定の一般公開の日まで、新しい獣舎に慣れてもらいます。 そのため、しばらくは皆さんに見ていただくことができません。 9月末に皆さんに会えることを楽しみにしています♪

コツメカワウソの育児日記(その2)

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コツメカワウソが生まれてもう2週間が過ぎようとしています。 そこで、これまでのコツメカワウソの成長記をまとめました。 悲しみを乗り越え、初めての子育てに頑張る リラお母さん&ふく太お父さん、そして担当飼育員の奮闘ぶりをご覧ください♪ 今回は育児日記その2。育児5日目からです♪ ************************** ■育児5日目(8月9日) 朝9時。 リラちゃんはまったりしていました。 子どもたちの体重も少しずつではありましたが増えていたので、そのままリラちゃんたち に任せることにしました。 お昼。 子どもたちみんながおっぱいに吸い付いていました。 このあと、リラが動いて子どもたちが引きずられていました・・・ ■育児6日目(8月10日) 特に問題もなく、良い画像もありませんでした。 ■育児7日目(8月11日) この日も特に問題はありませんでした。 一番大きな子です。 肝が据わっているのか、担当者が持ち上げても鳴くことも暴れることもありません。 ■育児8日目(8月12日・休園日) 朝9時。 コツメ家族に会いに行こうとすると・・・ 担当者「ナンジャコリャー!!!!!!」 いつもはハンモックと、水を入れたバットとコンテナしかないはずの観覧できる展示室に、 寝床で使っている乾草(動物のエサで干草です)が一面に広がっていました・・・ 担「コラァーッ!表じゃなくて奥の部屋でやってくれー!」 今日はあまり人目を気にしていないようです。 担「モウスキニシテー!」 この子たちが何を考えているのかわかりませんでしたが、リラが何かを欲しているのはガラス越しにわかりました・・・ そのあと来ると、ちゃんと子どもたちを奥の部屋へ連れて行きいつもどおりになっていました。 ちなみに上の写真の“!?”のところは関係者です♪ アジを食べている間に一枚。 みんなくっついていました。 まだいろいろありそうですが、これからもがんばってもらいたいです。 ■育児9日目(8月13日) この日も問題なく、たいした画像もなしです。 ■育児10日目(8月14日) 平和な

コツメカワウソの育児日記(その1)

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コツメカワウソが生まれてもう2週間が過ぎようとしています。 そこで、これまでのコツメカワウソの成長記をまとめました。 みんな大好き!かわいいかわいいコツメカワウソの赤ちゃんと、 初めての子育てになるリラお母さん&ふく太お父さん、そして担当飼育員の奮闘ぶりをご覧ください♪ ************************** ■育児初日(8月5日) リラちゃんがわが子を抱きかかえています。時々おしりをなめて排泄をさせていました。 手前にいるのがふく太パパ。ちょくちょくと育児に参加しています。 このときは子どもの頭数をまだ4 頭までしか確認できていませんでした・・・ ちなみにリラとふく太が子育てをする場所として選んだのは、 担当者(私)が準備した巣箱の下(高さ20cm)でした・・・ 巣箱の中が広すぎたのかもしれませんが、一応巣箱があってよかったということにしておきましょう。 (そういうことにしておいてください・・・) ■育児2日目(8月6日) この日は担当者があまり見られなかったのと、なかなか見えるところへ出てくれなかった ため画像はありません。 ふく太くんは一人でぽつんとしていることが多かったです・・・ この時点では子どもの頭数が5頭確認されていました。 ■育児3日目(8月7日) ふく太とリラの子育てもだんだん慣れてきました。 子どもたちの成長のチェックもしたかったため、親から離してひとまずちゃんとした頭数チェックと体重をはかりました。 巣箱の下の巣に手をつっこみ1頭ずつ確認しながら取り出していくと・・・ なんと、6頭もいました!!!!!! はじめは2頭産んで、その2頭が育ってきたくらいにもう2頭という流れが理想かなぁと思っていたので、6頭目を見つけた瞬間唖然となりました。 そんなことはさておき、標準よりも頭数が多いのと初めての育児というのがあり、みんながうまく育つかどうかが心配です。 実際にコツメカワウソのおっぱいは4つしかないので、2頭があふれてしまうことになります。 ■育児4日目(8月8日) そして4日目…恐れていたことが起こってしまいました。 朝行くと2頭が授乳できて

祝!60周年。記念パネル展を開催してます♪

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今日8月22日で、福岡市動物園は60歳になりました! 開園60周年を記念したパネル展を、動物園内「動物科学館」で開催しています。 歴史を彩る写真の数々、なんと全部で107枚! これは昭和37(1962)年、日本初のチンパンジーの赤ちゃん「初男」の誕生です。 当時お母さんチンパンジーが子育てをしなかったため、担当飼育員が家へ連れて帰り、 同じ頃に生まれた飼育員の赤ちゃんと同じように子育てをしたというワンシーン。 こんな秘蔵写真がいっぱいです。 パネル展はこんな感じです。これがチンパンジーの「初男」コーナー。 これは、今はいないけど昔いた動物たち。 シマハイエナにカナダガン、レア、マーゲイ・・・みなさん知ってますか? これは60周年を迎えるにあたっての、動物園スタッフからのメッセージコーナーです。 飼育員、施設担当、庶務担当、受付、食堂、清掃、みんなそれぞれの持ち場で頑張っています! これが、来園いただいた皆様からのメッセージコーナー。 (これは今日オープンしてすぐだったので少ないですが…) ぜひ皆さんお越しいただき、動物園への応援メッセージを残してください。 このボードがメッセージでいっぱいになることを願ってます!  このパネル展。実はほぼすべてが動物園スタッフの手作りなんですよ。 ここ1ヶ月以上、ずっと写真を探し、印刷し、パネルにして、レイアウトを考え… あれも使いたい、これも使いたいとどんどん増え続けるパネルたち。 そして、どんどん派手になっていく装飾(笑) これもすべて、福岡市動物園を応援していただいている皆さんに、 この60年のことをもっともっと知ってもらいたいから。 パネル展は9月末まで。皆さん、ぜひお越しください!

マレーグマの引っ越しの日が近づいてきました!

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マレーグマの新しい獣舎がほぼ完成し、いよいよ引越しの日が近付いてきました! 今回の引越しでは、オスの「サニー」は麻酔をかけてすみやかに移動しますが、 メスの「マチ」は妊娠の可能性があるため、今回は無麻酔で移動することに決まりました。 メスの「マチ」です♪ 無麻酔ということは、マチにおとなしく移動用の箱 に入ってもらう練習をしなければなりません。 ということで、数日前から現在のマレーグマ舎に置かれた箱です。 はじめは驚いて警戒していたマチですが、今ではだいぶ慣れてくれて、 すいすいと箱の中を通り抜けてくれます。 この調子なら引越しも上手くいきそうです。 現在の予定では、8月中に新しい獣舎に引越して、 9月の下旬には新しい獣舎で皆様と再会できそうです。 新しいマレーグマ舎も是非おたのしみに!!

ヒョウのお引っ越し。

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今日は休園日ですが、動物園スタッフは総出です。 というのも、休園日でないとできないことがたくさんあるからです。 今日はヒョウ(2頭。オス・メス)の引っ越しをしました。 今のヒョウ舎から、9月末に一般公開予定の新しいヒョウ舎への引っ越しです。 ヒョウの引っ越しは、麻酔をかけて行います。これが、麻酔をかけるための吹き矢です。  獣舎バックヤードのシュート(ヒョウが移動する通路)で麻酔をかけます。 完全に麻酔がかかったことを確認したあと、新しい獣舎に移し、採血や身体計測を行いました。 新しい獣舎の寝室に入ったヒョウ(メス)です。 今日から9月末予定の一般公開の日まで、新しい獣舎に慣れてもらいます。 そのため、しばらくは皆さんに見ていただくことができません。 9月末に皆さんに会えることを楽しみにしています♪