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4月, 2021の投稿を表示しています

世界バクの日!特別企画を開催しました!

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 4月27日は「世界バクの日」です。 「世界バクの日」は、開発のため生息地が減少し、絶滅が危惧されているバクの現状を多くの方に知っていただくために設立されました。 2頭のマレーバクを飼育している福岡市動物園でも世界バクの日にちなんで、4月29日(木曜・祝日)に特別ガイドを開催しました。 こちらが、マレーバクのジュリ(オス・32歳)、国内最高齢です。 こちらが、ユメコ(メス・29歳)です。ユメコも国内のメス最高齢記録を更新中と、どちらも立派なご長寿です!! ブラッシングされるのが大好きなジュリ。とっても気持ちよさそう… ガイドでは、ジュリとユメコの紹介のほか、バクをはじめとする野生動物の生息地が減っていること、そしてそれが私たちの生活に関わりがあることをお話ししました。 例えば、私たちは日常的にパーム油を使用することが多いですが、多くの野生動物が住むアジアの森林がパーム油の原料であるアブラヤシの畑(プランテーション)に置き換わっている現状があります。 環境にやさしい製品を使用するなど、一人一人が生活を見直していく必要があるのではないでしょうか。 また、動物情報館ZooLabでは、4月24日、25日に、バクのキーホルダーを作成するワークショップを開催。素材は、ジュリとユメコも食べている園内のアラカシ、ヤマモモ、クロガネモチといった木の枝です。 みんな、上手にできたかな? さらに、バクについてより深く知ってもらうため、解説と啓発のパネル展示も行いましたので、一部ご紹介します。 当園のバクを通して、バクや野生動物の保全について、少しでも考えていただけたら嬉しいです。

シロテテナガザル、ジャックとキャンディの近況

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3月28日、2頭のシロテテナガザルが福岡市動物園にやってきました。 シロテテナガザルの繁殖計画に基づいて、日本モンキーセンターからはオスのジャックが、福山市立動物園からはメスのキャンディがなかま入りしました。 ジャックとキャンディは、来園初日に飼育員の手から餌を取るなど、共に採食は良好で安心しました。二週間の検疫期間も無事終了し、現在特に問題なく過ごしています。 人懐っこく、じっと覗き込んでくるキャンディ。 興味津々でカメラをちょいちょい触ろうとしてくるジャック。 今は室内展示に向けて、キャンディをこれまでの検疫用の部屋から、展示室とつながった寝室に移動させて慣らしているところです。また、寝室に帰ってくるトレーニングも開始しています。 キャンディが室内展示に慣れたら、次はジャックとの同居を予定しています。 それぞれ別の動物園から来た個体なので、まずはお互いの姿を見る「お見合い」を行ってからの同居となります。 福岡市動物園のシロテテナガザル飼育施設は広くオープンな造りで、タワーやロープとの距離感など、ジャックとキャンディが慣れるまでには、時間がかかります。 一日でも早くお客様に見てもらえるよう日々準備しておりますので、どうぞ楽しみにお待ちください。 (シロテテナガザル担当飼育員)

4月19日は「飼育の日」♪ 二年ぶりにガイド盛りだくさんな一日

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本日、4月19日は「飼育の日」。 ですが、あいにくの休園日…。 そこで、昨日18日(日)に、通常のZOOスポットガイド(日曜・祝日開催)を拡大して、たくさんの動物ガイドを行いました♪ 昨年のこの時期は、コロナ禍により臨時休園中でした。 ということで、今年は二年ぶりに 動物ガイド盛りだくさんな一日となりました。 「飼育の日」とは…、 4・19(しいく)の語呂合わせで2009年、動物園・水族館に関心を持ってもらうために(公社)日本動物園水族館協会が制定した日です。 この日は、全国の同施設にて、「飼育」に関する様々なイベントが行われます。 ツキノワグマのゲンキ♂です。 ブイのフィーダー(給餌器)をもらったようですね。 上手にエサを取り出して食べるところを見てもらいました。 こちらはニホンザルたちが暮らすサル山です。 当園のニホンザルについてお話しをした後に、 飼育員がエサをまいたところです。 こちらはヒョウのサナ♀です。 ガイドとともに鶏肉をもらっていました。 なんだかいつもと違う様子に、 こうして、高い場所にお肉を運んでみたりと、活発に動き回る姿が見られました。 カンガルー舎でのガイドでは、ガイド中の飼育員にお構いなしで、ゴロゴロしていました。 天気が良かったですもんね…。 キリン舎では日々のお世話についてと、 ご覧のとおり、仲良しファミリーの様子についてもお話がありました。 それよりも何よりも、 その手にもってるおいしいもの(葉っぱ)を早くちょうだいな~、 なリンダ母ちゃんなのでした~。 マレーグマ舎では、マチ♀が果物を食べる様子をご覧いただきながら、 生態などについてのガイドを行いました。 最後はサニー♂の豪快な食いっぷりも♪ ご来園いただいた皆様、ありがとうございました。 マスク着用や、ガイド中の私語を控えてくださるなど、 ご協力のもとに、滞りなくガイドすることができました。 まだまだ通常通り、とは言えませんが、GWももう間もなくです。 特別なことはなかなか難しいのですが、 なるべく動物園を楽しめるよう、工夫していきたいと思います。 皆様、ご来園の際は、引き続き、 感染予防対策へのご協力、よろしくお願いします。 動物たちのこまごましたものは、公式のSNS等にて発信しております。 良かったらフォローしてお楽しみいただければ幸いです。 <福岡市動物園> ★公式インスタ

「バックヤードからの写真展」結果発表!(第1位~第5位)

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3月9日から21日まで開催した「バックヤードからの写真展」。 結果発表の続きです。 さてグランプリはどの写真でしょうか~。 まずは第5位 「よ!げんき?」 ツキノワグマのゲンキ♂ 撮影:廣瀬 はよ、ごはんくださいな、のポーズだそうです。 第4位 「天使の羽」 ベンガルヤマネコのコマチ♀ 撮影:坂井 抜けた毛が固まって偶然、羽のようになってた、とのこと。 📷 ★ 📷 ★ 📷 さて、ここからがいよいよ、上位3賞となります! 第3位 「へっぴり」 マレーグマのマチ♀ 撮影:江崎 よく見ると竹のフィーダー(給餌器)をくわえているのがわかりますか? 下で食べるために、おしりから降りようとしているところです♪ 第2位 「興味津々」 ホンドギツネのツネキチ 撮影:金田 一位と接戦だったのは、な、なんとキツネのツネキチ! 好奇心旺盛なツネキチがカメラをクンクン…。 バックヤードならではの画角の勝利ではないでしょうか。 第1位(グランプリ!) 「困り顔?」 ツシマヤマネコのひめ♀ 撮影:斎藤 こちらは上位常連のツシマヤマネコ。 撮影者によると、 今年はレッサーパンダの作品がなかったから優勝できたんやない?、 と冷静でございました…。 いやいや、警戒心の強いヤマネコです。 ひめの可愛らしいこんな仕草、担当飼育員しか撮れませんよね♪ 皆さん、ご投票ありがとうございました。 上位作品、および写真展の作品は、 暇々に公式インスタグラムにもpostしていきますので、 そちらもぜひ、お楽しみください。

「バックヤードからの写真展」結果発表!(第10位~第6位)

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3月9日から21日まで開催した 「バックヤードからの写真展」。 動物園スタッフが撮影した写真を展示し、 来園者による人気投票を行う毎年恒例のイベント。 展示期間中、インスタグラムのハートを模して シールで投票していただきました。 ご参加いただいた方、ありがとうございました! 今回はその結果発表、上位作品の紹介です! まずは第10位から第6位まで発表します。 第10位 「にじゅうあご~」 カイウサギのヨダ♀ 撮影:豊田 おばあちゃんウサギのヨダですが、 にじゅうあごは失礼ですよね~。 第9位 「チャチャ丸の誘惑」 ライオンのチャチャ丸 撮影:金田 ワイルドとセクシーが紙一重、フォトジェニックなチャチャ丸です。 第8位 「幸♪」 シバヤギのサチ♀ 撮影:河野 その名の通り、幸せそうな写真となりました♪ 第7位 「もうちょっと」 アミメキリンのニコ♂ 撮影:伊藤 成長を見守っている飼育員の姿が目に浮かびます。 6位 「お昼寝タロー」 カバのタロー♂ 撮影:永尾 リラ~ックスなタロー。 こんなん飼育員しか撮れません。 上位5作品は明日以降に発表します。 お楽しみに!