ウンピョウのさよならガイド

本日10月22日,休園日にウンピョウが熊本市動植物園へと帰っていきました。
そこで,昨日(10/21)に,『ウンピョウのさよならガイド』を行いました。

写真はオスのジュールです。
10/21(日)は天気も良く,動物園日和。

直前の告知だったにも関わらず,たくさんのお客様が集まってくださいました。
ありがとうございます。
まずは受け入れ当初から今までのことを,担当飼育員より簡単にお話しました。

2016年4月14日と16日に熊本と大分で発生した地震により,猛獣舎が被災したウンピョウを受け入れ飼育し,約2年半。

警戒心が強く,些細な環境の変化が彼らの一挙動にあらわれるほどにデリケートな動物でした。
来園当初は飼育員たちが経験や知恵を駆使し,飼育にあたりました。
それも今では懐かしく感じます。

今では福岡市動物園で,のびのび暮らし,来園者からも親しまれる存在となりました。
慣れてくると性格もそれぞれ。

オスのジュールはのんびり屋さん。
ここが彼の定位置でしたね。

メスのイーナは人懐っこく食いしん坊。

スタッフや担当飼育員の姿を見ると,こうしてかけ寄って来てくれます。
(担当飼育員じゃないとわかると,すぐそっぽを向かれちゃいますが…(^^;)


最後のガイドでも,もちろんお肉を食べてもらいました♪

そして本日,無事に搬出作業も終わり,一路,熊本へ。

彼らがいなくなると寂しくはなりますが,元気な状態で熊本市動植物園に帰すことができ,ホッとしています。

なにより熊本と福岡は近い!
福岡でウンピョウのファンになってくださった方々,全面開園になった際は熊本市動植物園にもぜひ会いに行ってあげてくださいね。

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