2020年11月27日金曜日

ツシマヤマネコ「あおば」と「こう」が移動することになりました

ツシマヤマネコは野生の数が70~100頭と非常に少なく、絶滅の危機にあります。そこで、全国の施設で、毎年計画的に飼育下繁殖に取り組んでいます。

このたび、今年度の繁殖計画に基づき、福岡市動物園で生まれ育ったツシマヤマネコの「あおば」と「こう」を、12月5日に他の施設へ転出することになりました。

「あおば」オス(2歳)

生年月日:2018年5月4日(福岡市動物園生まれ)

移動先:西海国立公園九十九島動植物園

「こう」オス(1歳)

生年月日:2019年4月15日(福岡市動物園生まれ)

移動先:よこはま動物園ズーラシア

「あおば」と「こう」は、展示個体としても活躍してくれ、大勢の方から可愛がっていただきました。皆さま、ありがとうございました。

今後の展示個体としては、メスの「こまり」を予定しています。

「こまり」メス(11歳)

生年月日:2009年5月12日(福岡市動物園生まれ)

当面は、環境に慣れてもらうために、展示場をよしずで目隠しするため、ご覧いただけない状態となりますが、ご理解とご協力のほど、お願いいたします。


それでは、飼育員からのコメントをご紹介します。


「あおば」と「こう」は、飼育員の長靴を噛むなど、やんちゃな性格がそっくりな兄弟です。

(写真:あおば)

この子たちがいなくなるのは少し寂しくなりますが、他の動物園に行っても、やんちゃぶりを発揮し元気に過ごして、ツシマヤマネコの未来のために貢献してくれることを期待しています。

(写真:こまり)

「こまり」は、これまで繁殖のため、非公開で飼育していましたが、高齢になったため繁殖対象から外れ、ツシマヤマネコ啓発のための一般公開対象個体となりました。

 2020年現在11歳と高齢になってきましたが、食欲旺盛で元気に過ごしています。怖がりな性格で飼育員の前でもすぐに隠れてしまうような子ですが、今後は展示施設で、来園の皆様に愛されながら過ごしてもらいたいと思います。


皆さま、これからもヤマネコたちの応援をどうぞよろしくお願いいたします。