キリンの赤ちゃんのお食い初め🍃

今年2月5日に生まれたアミメキリンの子ども(オス)の様子をお届けします!

一般的に、キリンの赤ちゃんは、生まれてすぐは母乳だけで育ちますが、徐々に木の葉など、おとなのキリンと同じものも食べるようになります。


そこで、当園でも子キリンのお食い初めに備えて、予め、子キリンでも届く高さに餌箱を用意していました。すると、生後3週間ごろから、葉っぱをしゃぶる様子が見られるようになりました。


この頃に採取した糞(ふん)がこちらです。明るい色をしているのは、まだほぼ母乳だけで育っている証拠です。


それから、生後5週間ほどになったある日…、黒い糞を発見しました!!
これまでとは違い、しっかりと繊維が混ざっています。この糞で、ちゃんと餌を食べて消化していることを確認できました。
今後、子キリンは1年ほど、母乳と餌で育っていきます。


すくすくと成長中の子キリンですが、まだまだ幼い面もあります。
母「リンダ」は、前足を広げ、長い首で地面に顔をつけることができますが…、


子キリンは、まだ首が短く、地面まで届かない…!?
これから、だんだんと首も長く育っていくでしょう。

また、休園日に、子キリンが父「ジュラ」に運動場で檻越しに対面しました。
ジュラと子キリンが、運動場で会うのは、はじめてのことです。リンダは、ゆっくりと子キリンをジュラの元へ連れていきました。


ジュラは、長い首で子キリンに近づこうとします。
すると、子キリンの方からも首を伸ばし、挨拶を交わしました。


ジュラは、出産にも立ち会い、いつも親子を気にかけていました。
この日は、授乳も見守りました。


我が子の成長を喜んでいるかのようです!
いつか皆さんにも、親子3頭の仲むつまじい姿をお見せできる日がくるかと思います。


現在、子キリンは、気温の高い晴れている日の短い時間に、少しずつ運動場に出る練習をしています。警戒心が強く、大きな音などで寝室から出てこないこともありますので、キリン親子を見かけた際は、どうぞお静かにご覧ください。

まだ子キリンを見られないことが多い状況ですが、キリンの子育てを、引き続きあたたかく見守ってくださいますようお願いします。

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