2020年5月28日木曜日

ひょうたんからピーナッツ!?【チンパンジー舎】

休園中のある日のこと、・・、
植物園よりひょうたんをもらいました。

このひょうたんは、植物園で育てられ、

果実の上下に穴を開け、果肉や種など中身をかき出してから1か月ほど乾燥させたものです。普段は植物園のイベントで使用されますが、今回は特別に余ったものを分けてもらいました。

このひょうたんに餌を詰めて動物にあげたら、楽しんでくれるのではないかと考え、好奇心の強いチンパンジーたちに与えてみることにしました。チンパンジーは学習能力が高く、動物園の単調な生活で退屈しないように、普段とは違う刺激を与えてあげることは大事なことです。

好物のピーナッツを入れてみます。

ひょうたんの上下には穴が開いているので、入れたピーナッツがすぐにこぼれ落ちないように、下の穴には蒸かしたサツマイモを、

上の穴には小松菜で蓋をしてみると…、まるでオブジェのよう!?

これを紐でぶらさげて、準備完了です!
はたして、チンパンジーたちは喜んでくれるでしょうか?

「サクラ」と「パンジー」親子がやってきました。
触ってはみたものの、すぐに他の餌のところに行ってしまい、最初はあまり興味がないのかと思われましたが…、

サクラが戻ってきて、ひょうたんを振ったり、中をのぞき込んだりして、確認し始めました。中身がピーナッツであることに気付いてくれたようです!

ひょうたんを紐から器用に外し、レタスと一緒に落ち着く場所へ移動。

何度もひょうたんの穴を覗きこみ、指を突っ込んだり、小刻みに振ったりして、中身を確認しながら、ピーナッツを食べています。


ピーナッツが出にくいときには、穴をほんの少しかじって、中身が出やすいように細工もしました。


チンパンジーは力の強い動物なので、すぐに壊してしまうのではと心配もしましたが、サクラは丁寧に扱っています。

動画で、ご覧ください。


ひょうたんのプレゼントを、チンパンジーたちは、楽しんでくれたようです。
また何かチンパンジーたちが興味を持ってくれる仕掛けを用意し、それを今度はみなさんにもお見せできればと思います。