2020年2月13日木曜日

福岡市動物園に待望のキリンの赤ちゃん誕生!

2020年2月5日、アミメキリンの赤ちゃんが誕生しました!!


赤ちゃんは、リンダ(メス)とジュラ(オス)の間に生まれ、現在リンダが哺育をしています。
この度、リンダの出産について、担当飼育員よりコメントが届きましたので、ご覧ください。


皆さま、お待たせしました!
待ち望んでいたキリンの誕生を、ようやく皆さまにお伝えすることができ、大変嬉しく思います。


今回、父となったジュラは、約3年前にリンダのお婿さんとして、東山動植物園からやってきました。当時、ジュラは1才、リンダは4才。ジュラは、リンダといると親子と見間違われるほど、まだまだ小さなキリンでした。(写真は、左:ジュラ、右:リンダ)


それから月日は流れ、気づけば、ジュラはリンダの身長を超え、立派なオスキリンに成長しました!そんな矢先に、2頭の交尾行動がみられるようになりました。気が散るかもと、木の陰から見守っていた日々が思い出されます。(写真は、左:ジュラ、右:リンダ)


10月頃からお腹のふくらみが目立ち始め、年末にはもこもこと胎動も確認。次第に来園したお客様にも妊娠しているのでは?とお声をかけてもらうことも増えました。(写真は、妊娠中のリンダ:10月31日撮影)

出産は人も動物も同じように危険がつきものです。ましてやキリンという大型動物。人が対応できることに限界があります。色々な状況を想定し、そのなかで、わたしたち職員に何ができるかを考え出産を待ちました。


リンダは、大きなお腹をゆっさゆっさと揺らしながら、落ち着いた毎日。一方、担当者はお腹の赤ちゃんにまだですかー?と声をかけつつ、そわそわする毎日でした。(写真は、妊娠末期のリンダ:1月26日撮影)

夜中に何か起きても対応できるようにと、スマートフォンで確認できるカメラを獣舎へ設置し、チェックしながら、ひたすら待ちました。

そしてついに!

2月5日15時頃から動きに変化がみられ、ついに出産がはじまりました。
17時すぎに子どもの足が出始めます。
リンダも必死です。
現場ではカメラを構え、最小の人数でリンダの出産の邪魔にならないよう見守ります。
そして18時45分、ついに誕生しました!!


(出産の様子を公開しています。どうぞ、ご覧ください。隣で見守っているのはジュラです。)

リンダの頑張りと、そして、待ちに待っていた新しい命の誕生に立ち会えたことに、ただただ感謝の気持ちでいっぱいになりました。


約一時間かけ、子どもは立ち上がろうとします。
時折リンダが立ちなさいと促し、ついにしっかりと立ち上がりました。
一歩ずつ成長していく親子に、また感動。

多方面の皆さまのご協力があってこそ、出産までこられました。御礼申し上げます。

しかし、出産がゴールではありません。まだまだこれから先色々なことが予想されます。
新米お母さんのリンダと共に、子育てをサポートしていきたいと思います。


福岡市動物園で無事にキリンが誕生したのは、1984年のマサイキリン以来36年ぶりです。
(1987年にもマサイキリンが出産しましたが、死産でした。)


リンダと赤ちゃんは、寝室にて子育て中につき非公開です。
公開の日は決まり次第HPでお知らせします。どうぞ首を長~くして、お待ちください!