コツメカワウソの子どもたち♪順調です。

昨年10月に生まれたコツメカワウソの赤ちゃんたち。
もう赤ちゃんと呼ぶには気がひけるほどです。

現在は一番大きなメスが650gちょっと。一番小さいオスが400gちょっと。
少し体格に差がついてしまいましたが、みんなとても元気です。
体重計の上でもじっとしてくれないので、計測自体が困難になってきました…。


実は先月末に、体重が増えなくなる時期がありました。
担当者としては少し心配になって、ネコ用ミルクを準備して介助哺育を検討しました。
(親から赤ちゃんを取り上げず、ミルクだけ与えることです)
試しに何度かミルクを与えてみましたが、やっぱり母親のミルクと味が違うのでしょう、
なかなか飲んでくれません。

毎日の体重はちょっと減ったりちょっと増えたりで安心できませんでした。
そうして数日が過ぎつつ家族の食事風景を眺めていると…なんと!
子どもたちが家族と混じって、一所懸命にキビナゴやササミ肉を咬(か)んでいます。

そうです。離乳の時期が近づいてきていたのです。
(なので一時的に体重が増えていなかったのでしょう)
過去のデータより少し早目だったので無駄に心配してしまいましたが、
それだけ順調に育っているということです。
そういえば最近は体重計測中に担当者の指を咬もうとすることが増えてきました。
(しかもこれが結構痛い!)
なんでも咬みたい時期なんでしょうね。



子どもたちの次の課題は泳ぎです。
まずは寝室にある水槽を水を深くしていって、ちゃんと泳げるようになったら、
いよいよ展示室の大きなプールにデビューです。

現在当園のカワウソ家族は、主にバックヤード(非公開)で暮らしています。

カワウソのおとなだけ、1日1~2回展示室に出しています。
その間、子どもたちはバックヤードや寝室で、休んだり運動会をしたりしています。
これまでよりずっと活発になって、バックヤードの巣箱を抜け出し寝室まで出てきて、
お客様の前に姿をあらわすこともありますよ。

カワウソ家族はしばらく非公開ですが、運が良ければ子どもたちに会えるかも!?
ご来園の際は、カワウソ舎にもぜひお立ち寄りください。

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