ハッピーバースデー!ケイコちゃん!!

2月7日はブラッザグエノン「ケイコ」ちゃんの11回目の誕生日です。

ブラッザグエノンはアフリカ中央部に住む
額のオレンジ色の毛と白い長いヒゲが特徴のとてもきれいなサルです。

ケイコちゃんは福岡市動物園で生まれ、
11歳の大人になった今でも、子供の時の特徴である鼻筋の白いラインが残る小柄な子です。

今は一昨年の12月に鹿児島平川動物園からお婿さんとしてきたジロウ君と生活しています。

ケイコちゃんとジロウ君以外にも、ケイコちゃんのお兄ちゃんのレン君もいます。


さて、少し早いですが2月3日の休園日に、
ささやかながらケイコちゃんの誕生日祝いすることにしました。

ケイコちゃんが好きなふかしたサツマイモをスポンジ代わりにケーキを作ってみました。
そして飾りはバナナ・リンゴ・キウイなどの果物です。

ちなみに普段のごはんは果物や野菜を細かく切ったものです。

外の展示場に特製ケーキを置いて寝室の扉を開けると…なかなか外に出てくれません。

基本的に臆病で警戒心の強いケイコちゃんは、普段と違う雰囲気に驚いてしまったようです。
いつもはジロウ君の方が先に外に出てごはんを食べているのが日常ですから・・。

今日はジロウ君は寝室でお留守番。

ようやく外に出てくれたケイコちゃんですが、見慣れないケーキに遠巻きに様子を伺います。

少しずつ近づいてくれましたが、ケーキの近くには全くきてくれません。


そもそも担当者がそばでじっと見ていることも、ケイコちゃんにとっては警戒のひとつのようです。
じっと待っていても変わらないので、その場を離れることにしました。

15分後に見に行くと、キウイで作った“11”と端っこを少し食べてくれていました。

2時間後、先ほどと全然変わっていません…
その後、夕方にはけっこう食べてくれていました。

ケイコちゃんの普段の食事量から考えるとよく食べてくれたとは思いますが、
結局担当者がケーキを食べてくれている瞬間は見ることが出来ませんでした。

しかもケイコちゃんにとっては緊張の連続の1日になってしまって、
担当者の自己満足なだけだったかも…。

次の日からは日常に戻り、ジロウ君とまったりとした時間を過ごしています。

これからも元気でいてね!

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