ヤマネコ祭2020(=^・^=)はじまりました
10 月8 日は、ツシマヤマネコの別名「とらやま」にちなんで制定された
「ツシマヤマネコの日」。
ツシマヤマネコを飼育している全国の動物園では、
この時期にツシマヤマネコにちなんだイベントを開催しています。
当園でも10月は「ヤマネコ祭」と題し、
ツシマヤマネコにまつわる啓発イベント行っています。
まずは「ツシマヤマネコの日」特別ガイド(10月3日)
飼育員が獣舎の前で、ガイドを行いました。
ツシマヤマネコは対馬だけに生息する「野生のネコ」です。
1970年代までは、島の全域で見られていたツシマヤマネコですが、
過去40年間で4分の1まで数が減っています。
頭数が減っている原因には、
交通事故やイエネコから病気をもらうなど、色々なことがあります。
何よりも道路の整備や河川の改修、農地の減少により、
暮らせる場所が減っていることが大きな原因とされています。
そんな生息地での現状や、
当園でのツシマヤマネコの出産時には24時間体制で、
飼育員が見守っている様子などをお話ししました。
こちらはガイド中でもマイペースにそっぽをむいていたオスの「こう」
普段はこれくらい凛々しいです!
ぜひ、会いに来てください。
そして動物情報館ズーラボでは、
『生き抜け!ツシマヤマネコすごろく』と題し、
ツシマヤマネコのことを遊びながら学べるすごろくを配布中(10月末まで)
今回はそのすごろく用のコマ作りを行いました(10月3,4日)
まずは、ヤマネコについてお勉強!
真っ白なヤマネコ駒軍団(情報館スタッフの手作りです)
これに色を付けてもらいました。
※配布用の『ツシマヤマネコすごろく』には付いていません。
こちらの立体駒はこのワークショップ限定になります。
さて、どれくらいヤマネコの特徴を覚えているかしら?
むむ、早くもピンク色ですよ~。
こちらは茶色を再現するのに四苦八苦。
みなさん、様々な色を使われていましたが、
特徴的な模様や虎耳状斑はしっかりと反映してくださいましたね。
お子さんだけじゃなく、大人の参加者も多くてうれしい限りです。
パパ、ママ、ワタシ、の駒ができました~。
家族で遊んでくださいね♪
他にも、こども動物園横食堂(西門、遊戯施設前)では、
ツシマヤマネコオリジナルグッズコーナーも♪
10月中に開催される各イベントについてはHPにてご確認の上、ご来園ください。
というわけで、
今月はツシマヤマネコ月間な福岡市動物園に、
ぜひ遊びにきてください♪
そして、ツシマヤマネコだけじゃなく、
生き物たちが自然の中で当たり前に暮らしていけるように、
私たち人間ができる身近なこと、
この機会に考えてくれたらうれしいにゃ~(=^・^=)