帰ってきたペンギンとなかま入りしたペンギン🐧
福岡市動物園では、ただいまペンギン舎のリニューアル工事を行っています。
工事期間中、フンボルトペンギンたちを2グループに分け、年配チーム14羽をマリンワールド海の中道さんに、若者チーム15羽を熊本市動植物園さんに約1年間預かっていただきました。
そのペンギンたちが帰ってきましたので、様子をお届けします。
まずは、5月31日にマリンワールドから帰宅したペンギンたちです。
新ペンギン舎には、2つのプールがありますが、大きい方のプールはまだ工事中ですので、小プールへの入居となりました。
チェックをしながら、1羽ずつ順々にペンギンを放鳥していきます。
プールに飛び込むファーストペンギンを撮影しようと待ち構えていましたが、
1羽目…、躊躇しています
2羽目…、入水したものの慌ててすぐに上がってしまいました
3羽目…、なかなか入ろうとしません
そして、4羽目…!プールに飛び込み、すいすいと泳いでくれました。
このペンギンの名は、モコス♂です。記念すべき、ファーストペンギンはモコスということになりました。
つられて他のペンギンも次々に入水!
新しいプールで元気に泳ぐペンギンたちに、職員からも歓声が!
そして、6月10日には熊本市動植物園から、ペンギンたちが帰宅しました。
1年ぶりの対面で何か反応があるかとも思いましたが、特に目立った反応はなかったようです。若干、先方チームへ遠慮気味な感じもありましたが、すぐに馴染んで元気に泳いでくれました。
みんな、おかえりなさい!
大事に飼育してくださったマリンワールド海の中道さん、熊本市動植物園さん、どうもありがとうございました!
さらに、6月12日、志摩マリンランドよりルーパ、リン、ロコ、てんの4羽、伊勢シーパラダイスよりオリーブという1羽のペンギンが福岡市動物園になかま入りしました。
こちらのチームは、検疫のため、まだ合流はしておらず、現在は隔離して飼育しています。
到着した日は、給餌のときもなかなか近くに寄ってきてくれませんでしたが、現在ではすぐに近寄ってくるようになりました。
大変人懐っこいテン、リンと行動を共にするルーパ、他のペンギンに餌を与えているときに邪魔をしがちなロコ、ルーパに近寄るペンギンに少し厳しいリン、フレンドリーなオリーブと、それぞれの個性も少しずつ分かってきました。
ペンギン舎のオープンは、夏頃を予定しています。
どうぞ楽しみにお待ちください!