4月27日は「世界バクの日」!

本日4月27日(月曜日)は「世界バクの日」です。
「世界バクの日」は、開発のため生息地が減少し、絶滅が危惧されているバクの現状を多くの方に知っていただくために設立されました。


福岡市動物園では「世界バクの日」にちなみ、毎年マレーバクの特別ガイドを開催していましたが、今年は新型コロナウイルス感染症拡大防止対策のため、臨時休園となりました。
そこで、このブログとSNSで、バクの事をお伝えしたいと思います。

当園では3頭のご長寿マレーバクを飼育しています。

「ジュリ」♂31歳 国内最高齢です。

「ユメコ」♀28歳 メスの中では、国内最高齢です。

「ジュムリ」♂24歳

それでは、担当飼育員のコメントをご紹介します。


例年だとイベントを開催するところですが、残念ながら現在、臨時休園中です。
そこで今回は、私が撮影・編集した、和めるバク動画をお披露目します!

静かにすると、寝息が聞こえますよ。
足裏にも、注目してご覧ください。

当園のバク舎の運動場は「水はけ」が悪く、雨が降るとドロドロになります。
しかし、これは、悪いことばかりではないんですよ。
というのも、バクは水辺で生活しているので、足の裏が柔らかく、ひどく乾燥するとひび割れたりします。ドロドロのおかげで割れる頻度は少ないですが、割れてしまったときには特製のクリームを塗って保湿しています。

インスタグラムでも、このブログとは別の写真と動画を紹介していますので、そちらも、ぜひご覧ください!


「世界バクの日」には、絶滅が危惧されているバクを知ってもらい、保護に繋げようという主旨があります。
みなさん、是非おうちで「バク」を検索してみてください。
さらに「tapir」と英名で検索すると、もっとたくさんのことを知ることができますよ。

みなさんに、当園のバクたちを通して、野生のバクの保全について、少しでも考えていただけたら嬉しいです。

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