ホンドギツネのこどもがやってきました!
2021年6月22日、里山舎にホンドギツネがやってきました!
生後4か月程のオスのこどもです。死んだ母親に寄り添い、弱っていたところを保護されました。
名前は、日本で暮らす動物なので、和風の名前が良いと思い「ギンジロウ」に決めました!
新たに里山舎での生活が始まったギンジロウですが、初日から臆することなくのびのびと暮らしています。
高いところにのぼったり、小屋のなかでお昼寝をしたり。
地面に穴を掘って遊んだり、
部屋の中に生えている葉っぱをかじってみたり。
色々な事に興味津々のようで、隣の部屋に住むホンドタヌキ「イマコ」にちょっかいをかけたりすることも…。(写真:タヌキ舎から見たギンジロウ)
イマコのほうも、ギンジロウに興味があるようで、時々網越しに遊んでいるような姿を見かけます。(写真:イマコ)
反対側の部屋に住むホンドギツネのツネキチは、あまりギンジロウに興味はないようで、いつも通りマイペースにのんびり暮らしています。(写真:ツネキチ)
ギンジロウの食べているものを紹介します。
餌は1日2回。
午前のメニューは、①蒸かしイモ、②蒸かしニンジン、③リンゴ、④キウイ、⑤ドッグフード。
午後のメニューは、①肉類(とりの胸肉、もしくは馬肉)、②ドッグフード。
ギンジロウは、育ち盛りで食欲旺盛です。餌の時間をとても楽しみにしているようで、本当ならば餌を準備する前に部屋の掃除をしたいところなのですが、まず先に餌をあげないと掃除ができないくらい、部屋の中を走り回ります。
いざ、餌を準備して持っていくと、餌皿の中に餌を入れる前に、タッパーの中に頭を突っ込んでくるほどのヤンチャぶりです。
ギンジロウを一言で表すなら、「好奇心旺盛」、もしくは「こわいもの知らず」といったところでしょうか。
これから元気な姿で私たちを魅了してくれることと思います。
里山の新しいなかま「ギンジロウ」をよろしくお願いします。
(ホンドギツネ担当飼育員)