オランウータンの「ドーネ」のお別れガイドを開催しました。

福岡市動物園で飼育しているオランウータンの「ドーネ」(メス/21歳)が、平成29年11月13日(月)にいしかわ動物園(石川県能美市)に転出することとなりました。




平成27年(2015年)7月にいしかわ動物園から福岡市動物園にやってきた「ドーネ」。
当園にいるオスの「ミミ」とのペアリングのために来園していました。

2頭の相性も良く、仲睦まじい姿を目にした方も多いのではないでしょうか。
福岡市動物園ブログ→ オランウータン「ミミ」「ドーネ」の同居(その4)

そして、このたび「ドーネ」に新しい命が宿り、いしかわ動物園で出産する予定(出産予定は来年2~3月頃)となりました。

「ドーネ」は、身軽に屋外でロープ渡りをする姿や、お気に入りの麻袋や毛布をもってタワーの頂上まで登り、丸まっている可愛らしい姿が皆さんに人気でした。

そして、愛嬌たっぷりのファニーフェイス(?)も可愛らしく、本当に多くの方に親しまれ、可愛がっていただきました。

そんな「ドーネ」のお別れガイドを本日11月5日(日)に開催しました。

飼育員からは「ドーネ」の来園当時のお話や「ミミ」との仲など、飼育担当者ならではのエピソードなどが披露されました。



そして,「ドーネ」には大好きなフルーツ🍎のプレゼント🎁



ガイドの前はずっとタワーの一番上にいたんですが、エサの合図の音を聞くと、下に降りてきてくれました。(降りてきてくれるか、ちょっと心配でしたが、ちゃんと来てくれました)



そして、皆さんの前にある、フルーツやゆで卵のところまで、



すると、フルーツやゆで卵を抱えると、近くのタワーの上に登りました。でも、今日の「ドーネ」は、ガイドということで特別サービスしてくれたのか、皆さんに良く見える位置でフルーツやゆで卵、ピーナッツを食べてくれました。







美味しそうに、フルーツ🍎やピーナッツ、ゆで卵を次々と食べていました。

そして、次は、大好きなショウガ湯をもらうと、また、同じ場所に上って、器用にペットボトルのキャップを外して…


美味しそうに、あっという間に飲み干してしまいました。



ガイドに集まっていただいた皆さんに元気な姿を見せてくれた「ドーネ」でした。

いしかわ動物園に帰っても、みんなに可愛がってもらってね。
「ドーネ」がいなくなると福岡市動物園がちょっとさみしくなりますが、元気な赤ちゃんと母になった「ドーネ」の便りが届くことを楽しみに待ちたいと思ってます。

また,皆さんから「ドーネ」へのメッセージを募集しています。
オランウータン舎横のシロテテナガザル舎前にメッセージカードを置いていますので「ドーネ」へのメッセージをお願いいたします。
「ドーネ」と一緒にいしかわ動物園へお届けします。
11月12日(日)まで受け付けています。
※メッセージの受付は用紙がなくなり次第終了とさせていただきます。

最後に今日の「ドーネ」です。



かわいいですね。

「ドーネ」は11月12日(日)まで公開の予定ですので、ぜひ会いに来てください。

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