【動物情報館ZooLab】「飼育員によるツシマヤマネコガイド」を開催しました
動物情報館ZooLabでは、ヤマネコ祭り開催期間中の10月9日に「飼育員によるツシマヤマネコガイド」を開催しました。
このガイドでは、福岡市動物園で飼育しているツシマヤマネコの1年間をツシマヤマネコ担当の飼育員が解説。
福岡市動物園で行っているツシマヤマネコ繁殖の取組みについて、お話ししました。
ここで当日、みなさんから頂いた質問を少し紹介します。Q.ネコと同じような鳴き声ですか。
A.同じような鳴き声ですが、普段はあまり鳴きません。
Q.歯は何本ありますか。
A.上顎に16本、下顎に14本の合計30本あります。
Q.性別はどうやって判別していますか。
A.福岡市動物園では、生後3か月のワクチン接種時に生殖器で判別しています。
Q.1度の出産で何頭産まれますか。
A.通常1~3頭を出産します。飼育下では、平均2頭弱を出産します。
Q.寿命はどれくらいですか。
A.野生下では約10年、飼育下では15~20年と言われています。
Q.模様は1頭ずつ違いますか。
A.似ていることはありますが、個体ごとに違います。
Q.夏と冬で毛の生え代わりの際、模様は変わりますか。
A.模様は変わりません。夏と冬では冬の方が毛が長いので、少し模様が変わって見えることもあります。
たくさんの質問があり、ツシマヤマネコのことを色々と知ってもらうことができたと思います。
このガイドを通して、ツシマヤマネコに興味関心を持ち、「ツシマヤマネコを守るには、どうしたらいいのかな」と一緒に考えてもらえたらうれしいです。
動物情報館ZooLabでは、今後もたくさんのイベントを企画していますので、福岡市動物園にお越しの際は、ぜひ動物情報館にお立ち寄りください。動物情報館でお待ちしております。