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チンパンジーの「サクラ」「パンジー」「キンコ」の同居を公開しました!

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周南市動物園から来園して1年が経つ「キンコ」♀。 先住の「サクラ」&「パンジー」母娘との同居を進めてきました。 (左:キンコ/右:パンジー) 最初は隣同士の寝室で格子越しの対面からスタート。 その後、同じ寝室内で3頭一緒に過ごす時間を設けて その時間を少しずつ増やしていき、場所を屋内展示室へ移動。 この間の3頭の反応はというと、 とにかくキンコへの興味が尽きず、絡みたいパンジー。 キンコは、そんなパンジーに対して大らかな対応。 母・サクラは、そんな2頭を遠目にマイペースに過ごす… 時間が多かったです。 そして、最後は休園日に3頭揃って放飼場へ。 これまでの屋内での様子と全く変わらないことに安心しつつも、 激しさを増すパンジーの絡みに キンコがストレスを感じることがなければ…と飼育担当は見守ります。 ただ、そのような心配をよそに キンコは上手にパンジーをいなすような素振りを見せるなど 良い距離感を保ちながら、同居の時間を過ごしました。 この好状況から、同居の一般公開へということになりました。 先日の公開初日は、各々別行動する時間もあり これまで同様、パンジーがキンコに付きっきりになったり(笑)と サクラとパンジー2頭では見られなかった光景に 新たな関係性がより良好になればと願うばかりです。 今後は不定期に、3頭一緒に放飼場へ出ていますので 温かく見守っていただけると嬉しいです! なお、この同居についてのお話を 3月31日(日)11:30~  ZOOスポットガイド でも行う予定です。 ぜひご参加ください♪

薬院大通駅の【動植物園】特別装飾を全面リニューアルしました!

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福岡市動物園の開園70周年を記念して、 福岡市地下鉄七隈線/薬院大通駅の【動植物園】特別装飾を 全面リニューアルしました! 動物・植物の豆知識やトリビアをはじめ、 身長や動物の走る速さといった「数字」が絡む情報を 統一感を持ったイラストで表現♪ 動物や植物に、より興味を持ってもらい また、動植物園への期待感を高めるデザインとなっています。 さっそく、 “なるほど情報が多い!” や “絵がすてき!”のお声や 改めて70周年に対してお祝いのコメントなど反響をいただいており、 ありがとうございます。 また、話は遡りますが 薬院大通駅から動植物園へ向かう浄水通りには 動物や植物柄の特製マンホールの案内標識(※)を 2016年から11ヵ所に設置しています。 ※動植物園の方角や動物園正門までの距離も表示 その道すがらも含めて、薬院大通駅から 福岡市動植物園をお楽しみいただけると何よりです♪

「バックヤードからの写真展」展示中|去年の結果発表♪

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突然ですが「バックヤードからの写真展」、昨年(令和4年度)の上位賞を発表します。 (発表のタイミングを見失ってました・・・) 動物園スタッフが撮影した写真を展示し、 来園者による人気投票を行う毎年恒例のイベントである、この写真展、 会場のハートシールに加え、展示期間中の公式instagram「いいね!」数もカウントしとります。 堂々の第一は~(♪ドラムロ~ル♪) / 1位 撮影 小田 「ご飯ですか?」 レッサーパンダ ノゾム♂ \ ノゾムらしい?絶妙な一枚ではないでしょうか。 しかし、これが一位とは…(失礼!) 投票くださった皆さまの動物園愛を感じますw / 2位 撮影 伊藤 「気持ちいいね~」 ツシマヤマネコ つむぎ \ 当園で初、ツシマヤマネコの人口哺育で育った「つむぎ」の まさに飼育現場からの一枚が2位となりました^^ 3位 撮影 内山 「晩御飯全力待機」 レッサーパンダ ノゾム またまた、ノゾムです。 レッサーパンダの足裏全開なのも意外と珍しいのではないでしょうか。 4位 撮影 斎藤 「奇麗な瞳」 ツシマヤマネコ (No.97)つむぎ♀ こちらも二回目の登場、つむぎですね。 今では立派な成獣となり、ツシマヤマネコ野生順化ステーションに移動しています。 5位 撮影 栗原 「夜の動物園」 ツシマヤマネコ (No.92)アカツキ♂ 夜にたたずむ、凛々しいアカツキです。 ヤマネコ強し! 5位以下は次の通りです。 6位 撮影 廣瀬 「起きてますが何か?」 アムールトラ ヒューイ♂ 7位 撮影 早瀬 「目は口ほどにものをいう」 シロテテナガザル ジャック♂ 8位 撮影 伊藤  「口元のラインが最高!」 ツシマヤマネコ (No.97)つむぎ♀ 9位 撮影 栗原 「仕事を見られていた」 ツシマヤマネコ (No.92)アカツキ♂ 10位 撮影 内山  「春眠、暁を覚えず…?」 レッサーパンダ マリモ♀ さて、今年はどんな作品が上位となるでしょうか~。 ご来園の際は、ぜひ清き♥をご投票ください🐾 ▼HPお知らせ →動物園スタッフ撮影『バックヤードからの写真展』開催 ▼公式インスタグラムでもご覧いただけます → 福岡市動物園(@fukuuokazoo)

「バックヤードからの写真展」開催中(総合図書館と同時開催)

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福岡市動物園の人気企画「バックヤードからの写真展」が開催中です。 バックヤードでの撮影はもちろん、普段なかなか見ることができない動物たちのリラックスした姿など、スタッフならではの写真をご覧いただけます。 展示写真は、全92点♪ 今年も力作ぞろいです。 こちらは、展示会場の様子です。 この「いいね!」シールで皆さんからの人気投票を行います! 1人につきハートシールは3つ♥♥♥まで。 ハートシールをお気に入りの写真の台紙に貼って投票してくださいね。 また、インスタグラムでも作品を楽しむことができます。 作品を毎日、数点ずつ投稿していますので、これを機会にぜひフォローをお願いします! このインスタグラムでの「いいね!」も人気投票数に加えます。 何作品でも「いいね!」できますので、どうぞ気軽にご参加ください! 福岡市動物園公式インスタグラムはこちら → 福岡市動物園(@fukuuokazoo) 【日時】 2024年3月12日(火曜)~31日(日曜) 9時~17時(入園は16時30分まで) ※休園日を除く 【展示場所】 動物情報館ZooLab 多目的コーナー さらに、今年は総合図書館でも写真展開催中です。 <福岡市総合図書館と同時開催> 福岡市動物園は、1953年8月に開園し、以来多くの方に支えられ、2023年8月に開園70周年を迎えることができました。 そこで70周年連携展示として、福岡市総合図書館でも写真展示を行っております。 総合図書館にしか展示していない写真もありますので、ご来館の際はぜひお立ち寄りください。 【福岡市総合図書館での展示】 展示場所:正面エントランス 展示期間:2024年3月12日(火曜日)~3月31日(日曜日) ※投票機能はありません 休館日:月曜休館 開館時間: 平日・土曜日は午前10時~午後8時、 日曜日・休日は午前10時~午後7時 さらにさらに! 総合図書館の「こどもとしょかん」では『動物園に行こう!』と題されたコーナーが♪ (ありがとうございます) ということで、当園スタッフおすすめ本を紹介させていただきましたよ~。 野生動物に関する本はもちろんのこと、子どもの時に読んでいた本や、 当園の飼育係が登場する絵本、などなど この機会にぜひ、総合図書館へも足をお運びください。 (貸出中だったらごめんなさい)

動物園の節分。動物たちに恵方巻きと福豆をプレゼント♪

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 2月3日に“節分”イベントを開催しました! まずは、マレーグマへ恵方巻きをプレゼント。 前日にはリハーサル、 当日は海苔がしっとりして食べやすいようにと 飼育担当職員は早い時間から、恵方巻き作りに取り掛かりました。 おから、サツマイモ、ニンジン、バナナに 少し苦手な小松菜を混ぜて、愛情もたっぷりです。 サニー♂もマチ♀も 何かあるな…?と言わんばかりにそわそわ動き回ります。 飼育担当職員の動きに合わせて、キャッチする場所へスタンバイ。 東北東はおそらく向いておりませんでしたが(笑) どちらも勢いよく、完食! ご家族連れが多く参加してくださり、 小さなお友だちから、ひと口目に歓声が上がったのが微笑ましかったです。 次は、サル山のニホンザルへ福豆のプレゼントです。 こわい鬼のいない(?)動物園ですので、 「福は~うち~♪」と一緒に掛け声をいただきながら 飼育担当職員が豆を巻きます。 一斉に集まり、豆を拾っては頬袋に詰め…を繰り返し さらに手いっぱい抱えて、各々落ち着き場所へ。 昨年春うまれの子ザル2頭も 投げ入れられる豆に最初は警戒しつつも、最後まで豆を食べていました。 サルたちに豆があたらないように、そっと そして、サルのいない場所へ移動しながら 3キロの大豆を4人がかりで巻き終えました。 午後からはあいにくの雨となりましたが、 たくさんのご来園者にご参加いただき、ありがとうございました! これで、今年も動物園には幸せがいっぱいやってくることでしょう。 動物も皆さまも無病息災で健康に過ごせますように。

「第71回動物園技術者研究会」を開催しました

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1 月 23 、 24 日に、公益社団法人日本動物園水族館協会( JAZA )主催「第 71 回動物園技術者研究会」を福岡市で開催しました。 動物園や、水族館を対象とした飼育動物に関する研究成果発表会(繁殖、治療、保全、教育…)として、動物園職員の知識や技術向上を目的に、毎年開催されています。 今年は福岡市動物園が開催園となり、ホテルニューオータニ博多と当園を会場として研究会を行いました。 *口頭発表の様子(ホテルニューオータニ博多)   *ポスターセッションの様子(ホテルニューオータニ博多) 研究成果の口頭発表とポスターセッションが主なプログラム内容となっており、 当園は 「ツシマヤマネコ繁殖の取り組みと3個体の特筆すべき繁殖事例報告」、 「動物園水族館の動物福祉の取り組みへの現況について」を、口頭発表し、 「高齢のマレーバクの飼育管理を記録から振り返る」、 「フンボルトペンギン舎の施設紹介」をポスターセッションで発表しました。   *ポスターセッション:発表者が現在取り組んでいるテーマを 1 枚のポスターで発表。  発表者と参加者の距離が近く、アイデアや意見交換を活発に行える。 また JAZA の総裁である秋篠宮皇嗣殿下も研究発表会に御臨席され、当園のツシマヤマネコ繁殖施設もご視察いただきました。 福岡市動物園にて新しいペンギン施設や動物医療センターの研究会参加者視察も行いました。   *** 令和6年1月1日に発生した能登半島地震により、被災した「のとじま臨海公園水族館」へは、今回の会場で募りました見舞金を、公益社団法人日本動物園水族館協会( JAZA )を通してお届けします。 ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。 引き続き、 JAZA では被災館へのご支援を続けております(募集期間: 2024 年 4 月 20 日まで) ご支援、ご協力をご検討の方は、以下のサイトにて詳細をご確認ください。 ▼「のとじま臨海公園水族館」への見舞金受付に関して →公益社団法人日本動物園水族館協会( JAZA )    →「のとじま臨海公園水族館」