福岡市動物園ブログ

3月1日は「サイチョウの日」（↓ 写真はシワコブサイチョウ「キッキ」♀） 希少なサイチョウに関心を持ってもらおうと、 「サ（３）イ（１）」の語呂合わせで、日本動物園水族館協会が制定しました。 昨年5月の「ボルネオゾウのレスキュー大作戦」イベント、 （福岡市動物園ブログ　 『ボルネオゾウのレスキュー大作戦」を開催しました』 ） 今年1月の「ZOOっとボルネオ」7園インスタライブリレーの （公式インスタグラム　 https://www.instagram.com/p/DFKMarnybjA/?igsh=NjkwZG1mZ2twY3I5 ） 関連イベントとして、「ボルネオってなんだ！？サイチョウ編」を 3月1日「サイチョウの日」に開催しました。 午前の部では、動物情報館ZooLabで 園内で飼育するボルネオに生息する動物たちについてのクイズ用紙を受取り、 豆本に組み立てた後、園内をまわりながら ヒントをたよりにクイズの答えを考えてもらいました。 午後の部では、飼育担当職員による ①ボルネオ動物たちのクイズの答え合わせ ②サイチョウのガイド ③カードゲーム ④BCTJ（※1）、「ZOOっとボルネオ　サバ州生物多様性保全推進プロジェクト」の紹介 を行いました。 ※1　NPO法人ボルネオ保全トラスト・ジャパン まずは、“ボルネオ島ってどこにあるの？”というところからのスタートです。 “ボルネオ”  耳にすることはありますが、 東南アジアのマレー半島とフィリピンの中間、赤道直下に位置する、 世界で3番目に大きな島であることは、あまり知られていないかもしれません。 園内には、そのボルネオに生息する動物が6種類います。 シワコブサイチョウ、カササギサイチョウ（写真「ユニバ」♀）、ボルネオオランウータン、 コツメカワウソ、ビントロング、マレーグマです。 大きなサイの角のような突起を持つことから、“犀鳥”と呼ばれ 東南アジアからアフリカにかけて色々な種類のサイチョウが生息していること、 珍しい子育て（※2）についてお話しさせてもらいました。 ※2　大きな木の穴に巣をつくり、メスが巣に閉じこもり産卵、子育てをするため オスがメスとヒナのエサを運ぶ また、「サイチョウと森林のカードゲーム」を通して サイチョウ1羽が森で暮らすために必要な条件（環境）、 人間がボルネオ島で1日暮らすため...

1月、2月はアジアゾウの誕生日が続き、 昨年7月に来園して初めての誕生日会をそれぞれ開催しました！ ★1/17（金）子・わかば♀　4歳のお祝い★ ご寄付のリンゴ、バナナで数字（４）をかたどった、飼育担当特製のケーキ。 母・ゆずはとともに寝室から放飼場へ出てきたわかばは、母より先にケーキへ到着！ 地元の幼稚園の園児さん、ご来園者の歓声と「おめでとう！」の掛け声に包まれ とても賑やかに誕生日会がスタートしました。 園児さんは手作りのゾウ帽子をかぶり、メッセージボードを持ってきてくれていて 誕生日会に花を添えてくれました。 わかばはゴロンと寝転んでみたり、新しいフィーダー（給餌器）と戯れたり、 母・ゆずはに寄り添ったり、普段通り好奇心旺盛で元気いっぱい♪ その後の飼育担当によるガイドでは、とれたてのわかばのウンチが登場。 においや感触に興味津々の園児さんとご来園者。 最後まで笑顔溢れる時間となりました。 ※1月測定時のわかばの体重：約1.2トン（来園より約300kg増） ★1/23（木）あお♂　15歳のお祝い★ 好物のリンゴ30個以上、バナナ20本で、大きな大きな飼育担当特製のケーキ。 あおの体と比較してしまうと、こじんまり見えたケーキですが 青刈りも含めると、実は大容量でした^^ 来園時、約2,4トンあった体重が約3,2トンまで増えてすくすく成長していることや 採血・足のケアのトレーニングに取り組んでいることなどを ガイドではお話しさせてもらいました。 株式会社オートウェイ様よりご寄付いただいたタイヤを 遊具として新たに設置し、オスの放飼場がより充実した環境へ。 ガイド途中から、母ゆずはと子わかばが隣のメス放飼場からやってきて 3頭で鼻を絡ませている様子は、あおを祝うようにも見えて 微笑ましい雰囲気に包まれました。 ★2/18（火）母・ゆずは♀　23歳のお祝い★ 福祉施設のみなさんに育て収穫いただいたサトウキビ（実はミャンマーにいたころからゆずはの大好物！）と リンゴや青刈りで、今回も飼育担当が愛情たっぷりのケーキを準備。 放飼場内、13mの高低差がある坂を登った頂上（休憩施設のヤンゴン館下）に ケーキを設置、誕生日会を開催ということで、寝室付近からケーキまで無事到着するか！？ スタッフもご来園者も少しドキドキしながら、先に駆け出した子のわかばと 追いかける母ゆずはを一...