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フンボルトペンギンの名前が「オイモ」に決まりました!

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 一昨年に続き、2024年も春から初夏にかけて フンボルトペンギンのヒナが孵化しました。 残念ながら、2羽は亡くなってしまいましたが 6月8日に孵化した1羽はすくすく成長して、オスであることが判明し この度、名前が「オイモ」に決まりました! 「オイモ」…!? 引っかかりのある、素朴でやさしい感じがしませんか? 兄弟のブドウ、アヤメと繋がりのある名前をと飼育担当が熟考を重ねて名づけました。 “紫色の植物”繋がりです。 オリーブ♂とピナ♀は 放飼場に設置された巣箱を利用せず、園路から死角になる場所に 巣材を敷き、子育てをしました。 梅雨の肌寒い日など、雨も降りかかってしまうため 元気に育ってくれるのだろうか?とても心配でした。 オリーブのガードが特にかたく、 「オイモ」を上手に隠すため、微かな鳴き声を聞いて生存確認した日もありました。 そんな心配をよそに、「オイモ」は元気いっぱい成長♪ 小プールの底まで、潜ることに手間取っていたことを忘れてしまうほど 今では大プールを泳ぎまわっています。 直近の写真をと思っても泳いでいる時間が長く、こちらは約1ヶ月半前の写真です。 胸元に黒いラインがまだ現れていないのが「オイモ」です。 翼帯(※1)の色は、【黒・黄色・オレンジ・緑・ピンク】の組み合わせです。 ぜひ、翼帯も目印にして ヒナ(※2)の間の「オイモ」に会いに来てください♪ 福岡市動物園の新しい仲間をこれからよろしくお願いします。 ※1  ペンギンたちの識別のため、フリッパー(翼)に個別の色分けをしたベルトをそれぞれ装着しています。 ※2  孵化して1年目のヒナの体色は、はっきりとしたラインが現れず、2年目の羽のはえ変わりで胸元に蹄鉄型の黒い帯と頭部に白いラインの成長の模様が現れます。