ツシマヤマネコのミミの裏|ZOOおべんきょうタイム
このように毛並みも立派に凛々しく成長しました。
こちらは生後約3ヶ月頃のこうです。
目元がきりっとしているのは変わりませんね。
ところで「ツシマヤマネコ」について、皆さんはどれくらいご存知でしょうか。
ツシマヤマネコとは対馬だけに生息する「野生のネコ」です。
ちなみに日本に生息する野生のネコは「ツシマヤマネコ」と「イリオモテヤマネコ」の2種類だけといわれています。
みなさんにとって身近な動物であるネコは、ペットとしての猫=「イエネコ」です。
では、私たちが普段目にする猫とツシマヤマネコとの違いはどういったところでしょう。
まずは見た目。
こちらはオスのキューです。
比べるにはちょうど良い、全身写真です。
まあ、・・・ネコですよね。
でも、よ~く見てみてください?
ちょっと短足だと思いませんか?
そう!
ずばり短足胴長なんです!!
日本に住む野生のネコだけあって、親近感わきます。
他人とは思えません(笑)
他人とは思えません(笑)
他にも、
・額の縦縞や、耳の先が丸っこいところ。
・額の縦縞や、耳の先が丸っこいところ。
・尾が太くて長いところ。
などの特徴があります。
ちなみにツシマヤマネコやイリオモテヤマネコはベンガルヤマネコの亜種とされています。
※亜種とは、種の起源(ルーツ)を辿ると同じ種ということ
上は、ベンガルヤマネコのコマチの写真です。
顔の模様や耳の形が似ていますね。
(でも、こちらのほうが手足が長く、尻尾がすら〜っとしとんしゃる・・・)
そして一番の特徴は耳の後ろの白い斑点。
ちらりと見えているのがわかりますか?
こちらはベンガルヤマネコの後ろ姿です。
などの特徴があります。
ちなみにツシマヤマネコやイリオモテヤマネコはベンガルヤマネコの亜種とされています。
※亜種とは、種の起源(ルーツ)を辿ると同じ種ということ
上は、ベンガルヤマネコのコマチの写真です。
顔の模様や耳の形が似ていますね。
(でも、こちらのほうが手足が長く、尻尾がすら〜っとしとんしゃる・・・)
そして一番の特徴は耳の後ろの白い斑点。
ちらりと見えているのがわかりますか?
こちらはベンガルヤマネコの後ろ姿です。
これは「虎耳状斑 (こじじょうはん)」といい、ネコ科のトラやライオンなどにも見られる模様です。
ココ試験に出してください!と言いたいくらいに重要ですよ~。
トラにも
ヒョウにもあります。
今日はこれをおぼえてください。
野生のネコの見分け方は耳の後ろ♪
この耳の裏の模様で、コミュニケーションをとっているといわれています。
諸説ありますが、母と子や、仲間同士で、この虎耳状斑 (こじじょうはん)をたよりに、認識しあうんだそうです。
森林に住むネコ科動物ほど、この模様が大きく、目につくようになっているんだそうです。
こちらは、「こう」がご飯を食べる動画です。
警戒心の強さが伝わりますか?
1970年代までは、島の全域で見られていたツシマヤマネコですが、過去40年間で4分の1まで数が減っています。
トラにも
ヒョウにもあります。
今日はこれをおぼえてください。
野生のネコの見分け方は耳の後ろ♪
この耳の裏の模様で、コミュニケーションをとっているといわれています。
諸説ありますが、母と子や、仲間同士で、この虎耳状斑 (こじじょうはん)をたよりに、認識しあうんだそうです。
森林に住むネコ科動物ほど、この模様が大きく、目につくようになっているんだそうです。
こちらは、「こう」がご飯を食べる動画です。
警戒心の強さが伝わりますか?
1970年代までは、島の全域で見られていたツシマヤマネコですが、過去40年間で4分の1まで数が減っています。
頭数が減っている原因には、交通事故やイエネコから病気をもらうなど、色々なことがあります。
何よりも道路の整備や河川の改修、農地の減少により、暮らせる場所が減っていることが大きな原因とされています。
この機会に、ツシマヤマネコに限らず、生き物たちが自然状態でも暮らしていけるようにするために、私たち人間ができる身近なことを考えてみてくださいね。
何よりも道路の整備や河川の改修、農地の減少により、暮らせる場所が減っていることが大きな原因とされています。
この機会に、ツシマヤマネコに限らず、生き物たちが自然状態でも暮らしていけるようにするために、私たち人間ができる身近なことを考えてみてくださいね。