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6月, 2023の投稿を表示しています

シロテテナガザル「キャンディ」がお外デビュー♪

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シロテテナガザルの「キャンディ」♀が 2021年3月に来園して以来、初めてお外に出ました! オランウータンもいる広い放飼場へ繋がる窓をオープンにし、 窓の外にエサを置いて 外へ足を踏み出すことを促すなどしながら、時は経ち…。 キャンディは人懐こく、 飼育員やご来園者とのコミュニケーションで 興味・好奇心が満たされていたのか!? 外への関心は薄いのかなと思っていた矢先の嬉しい出来事となりました! 飼育員も驚きを隠せないほどで、 なぜこのタイミングだったのかは、未だ誰も分からずです(笑) 初日からロープにぶら下がり、タワーに登り、草花を摘んだり…など 色々な動きを見せてくれました。 そして、オランウータンの「リキ」、「ナナ」、それぞれと対面も果たしました! 直接の接触ができないよう、放飼場内に工夫がされていることもあり 遠目で「リキ」、「ナナ」ともに キャンディの様子を追っていることが多いです。 リキはタワーの頂上から、 すぐ近くの(下にいる)キャンディを見下ろす場面も見られます。 今はこのように、「同居」に向けて慣れてもらい ゆくゆくは、行き来できるようにして 一緒にごはんが食べられるようにすることを目標にしています。 飼育員がバックヤードに入ると、室内に戻るなど 展示室と放飼場を自由に行ったり、来たりしていますが 今後は外で過ごすキャンディも観察していただけますよ。 今のところ、外にいる時は シロテテナガザル展示室に一番近いタワーの中で 過ごしている時間が多いように感じます。 黒い影がゆらゆら動けば、それがキャンディです! 展示室にいなければ、放飼場内を探してみてくださいね。

チンパンジーの「アツシ」「カコ」お外デビュー、そして本日より一般公開します♪

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5月に長野市茶臼山動物園より来園した チンパンジーの「アツシ」♂と「カコ」♀ 休園日を利用して、お外デビューしました♪ 2頭とも、初めての放飼場に躊躇することなく スムーズに出てきて、駆けまわり、階段を登り、エサを食べたり…。 のびのびした動きを見せてくれました! 肝の据わった性格のカコが先陣を切り 放飼場をくまなく確認していきます。 安全確認が取れた場所へ アツシが行くというような感じで カコがアツシを引っ張っているように見受けられました。 シュート(*)の出入口付近に 1時間近く、張りついたままだった「キンコ」♀(2023年3月来園)の お外デビューとは大きく異なり、改めて個体差、性格の違いを感じます。 アツシとカコ、2頭一緒だということも関係しているかもしれません。 *動物を移動させる際に動物が通る通路のこと。 また、2頭ともに その日に寝室へ戻ることができました。 スタッフ一同安堵、一般公開に向けてスケジュールを調整し 本日(6/20)より公開する運びとなりました! 「サクラ」「パンジー」母娘、「キンコ」との兼ね合いもあり、 しばらくは、本日を除き 毎週木曜日のみの公開となります。 その日の体調や天候次第で、変更になる可能性もありますが 2頭をあたたかく見守っていただけると嬉しいです。 なお、SNSでも引続き 2頭の様子をお伝えしていきますのでよろしくお願いします。 ※アツシは黒々、カコは白っぽい体毛が特徴です 【YouTube公開中/チンパンジー「アツシ」「カコ」のお外デビュー♪】 https://youtu.be/SIdeVc9IwBM

九州電力送配電・九電送配サービスさま、木々の伐採作業をありがとうございました!

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2023年5月15日(月)と6月5日(月)の休園日に、 九州電力送配電株式会社 福岡配電事業所・ 株式会社九電送配サービス 福岡サービスセンターの皆さまが ご来園されました。 「提案型動物サポーター」として 動物たちのエサとなる木々の伐採を行うことを目的に、 自社の研修も兼ねて、2021年より毎年2回行われています。 15名ほどの方々が事前打ち合わせをされて 南園からペンギン舎へ通じる園路の斜面の木々を 数時間に渡り、伐採してくださいました。 伐採した木々(主にスダジイ)は ありがたいことに、アミメキリンの主食です。 普段は、飼育スタッフが週3回 園内の各所をまわり、少しずつ伐採して 何とか調達している現状があるので こんなに大量(トラック数台分!)のスダジイを 一度にいただけること、本当に感謝しかありません。 作業終了後、伐採した木々をアミメキリンへ。 間近で見るジュラ(オス)、ニコ(オス)の舌で 絡め取りながら食べる様子やその引きの強さに 参加された方々も驚かれつつ、2頭もよく食べていました! 今年も伐採作業をありがとうございました! 伐採した木々は、大切に動物たちでいただきました!!

動物サポーター限定企画「春のバックヤードツアー」を開催しました♪

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5月21日と28日(日曜日)に「春のバックヤードツアー」を開催しました! このツアーは、動物サポーター限定のイベント (参加条件:2000円以上のご寄付・事前申込抽選制)で、 参加者の皆さんには、普段入ることができないバックヤードを 見学していただきます。 飼育員のガイドに加えて 動物たちをより間近で感じることができるので 毎回大人気のイベントです♪ そんなバックヤードツアーの一部をご紹介します! ツアーは各班に分かれて、それぞれ数種の動物・獣舎裏へご案内。 こちらは、ツキノワグマ舎。 初めて入る獣舎裏で、 今日与えるエサの説明を受けた後、寝室へ。 ガラス窓のすぐそこには、飼育員ではない人の気配に気づいたようで ゲンキ♂が覗き込んでくる場面も。 ツキノワグマは臭覚がとても鋭いんですよ。 お子さんたちは、近い距離で見るゲンキの姿にびっくり! また、この日の朝のゲンキのウンチにも興味津々でした。 その後、フィーダーにクマ用のペレット(※)を詰める作業を お手伝いいただきました。※動物用の固形飼料 あえて、エサを取りにくくすることで エサの時間=動物にとっては<楽しい時間>を増やし、 暇な時間を減らすための取り組みをしているという話に お子さんたちも一生懸命耳を傾けている姿が印象的でした。 最後は、ペレットを詰めたフィーダーをハナコ♀へ。 持ち上げたり、転がしたりして、 小さな穴から飛び出てくるペレットを食べるハナコを観察後は シマウマ舎です。 カミリ♂とミズキ♀の寝室を一周し、 主食は草であり、朝は5kgもの草を食べることや ニンジンが好きで、トレーニング後のおやつとして与えていることなど 2頭の日常生活の説明を受けた後、ミズキのいる放飼場へ。 <シマウマの縞模様は、黒地に白 or 白地に黒?>を考えてもらいつつ、 ミズキを呼びます。 カミリに比べて、警戒心がそれほどないため 体の弾力・毛の感触を皆さんにも体感してもらうことができました。 近くで見ると、意外とまつ毛の長いことに気づいたり この距離だからこその発見もあったようです。 最後は、ミナミシロサイ舎です。 獣舎の特徴は、床暖房が完備されていることです。 ミライ♂の寝室に集合してもらいましたが 歩き回ることで、高さ広さを体感していただけたのではないでしょうか。 そして、ミライ♂とミナミ♀へブ

祝35歳!マレーバク「ジュリ」ご長寿記録更新♪

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5月31日は、マレーバク「ジュリ」(オス)の35歳の誕生日♪ 国内で飼育されているマレーバクの中で最高齢となって10年、 さらに国内最長寿記録を今年も更新しました! 誕生日当日は、たくさんのご来園者と一緒にお誕生日ガイドを開催しました。 ガイドスタートから、大好きなブラッシングで早々に横たわるジュリ。 ブラッシングは、健康管理の意味合いが強く 普段見ることができない角度から体をチェックできたり、採血もできるのです。 そういったジュリのお話しをしながら、 この4月からマレーバクの担当になった飼育員による 人生初の手作りケーキをプレゼント! 材料は、ニンジン・リンゴ・サツマイモ・おから・イヌビワの葉などなど。 先輩が過去に作ったケーキを参考に フルーツや野菜をカッティングしたり、型抜きしたり、 園内の緑で華やかさを加えたり・・・。 試行錯誤しながら完成させました。 どこまでもどこからも愛情が感じれらます。 そんな素敵なケーキをご来園者にもよく見ていただこうと 飼育員がケーキを持って放飼場を一周していたところ 待ちきれなくなったジュリ。 飼育員(ケーキ)を追いかける姿が参加者の笑いを誘っていました。 今年も気持ちの良い食べっぷりを見せてくれたジュリ。 ジュリが健やかに過ごせるよう、スタッフ一同頑張ります! “36歳”に向けて、ジュリも元気でいようね。