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【7/28(水)~】カフェラソンブレにて「はしもとみおの彫刻 動物園のなかま」(全5種)のカプセルトイが発売!

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カプセルトイメーカー・キタンクラブのこだわりの高品質フィギュアシリーズ「ART IN THE POCKET」より、『はしもとみおの彫刻 動物園のなかま』が発売されます。 全国5つの動物園から、各園の人気動物たちをモデルに彫刻を制作しました。 はしもとみお氏は、動物たちの生きている姿をありのままに残す木彫り彫刻家です。 丹念に個体を観察した上で彫刻を制作されており、特徴を掴んだ愛らしい造形は必見です。 また、3Dスキャンでは無く、彫刻をそのまま型取りしているため、木彫り特有の木の質感まで忠実に再現しています。 全国5つの動物園のみでの限定発売で、福岡市動物園では、Café Rassembler(カフェ ラソンブレ)にて、7/28(水)から発売します! 「はしもとみおの彫刻 動物園のなかま」  (価格 : 500円(税込) ・全5種   サイズ : 約51〜57mm) 「コツメカワウソ(福岡市動物園)」(福岡県福岡市) 「オカピ(よこはま動物園ズーラシア)」(神奈川県横浜市) 「レッサーパンダ(野毛山動物園)」(神奈川県横浜市) 「インドゾウ(金沢動物園)」(神奈川県横浜市) 「ホッキョクグマ(のんほいパーク)」(愛知県豊橋市)

「ウチのどうぶつえん」7月22日9時放送!

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NHKEテレ「ウチのどうぶつえん」にて、ツシマヤマネコの繁殖に向けた取り組みが紹介される予定で、これまで全国最多、56頭の赤ちゃんが生まれている福岡市動物園の取り組みなども紹介される予定です! 今年生まれた赤ちゃんや、以前当園にいた「もみじ」と「こう」も紹介される予定です。ぜひご覧ください! (写真:もみじ) 放送日:2021年7月22日(木曜日・祝日)9時~ NHKEテレ1 詳しくはこちらの公式HPをご覧ください。 https://www.nhk.jp/p/ts/98Y147WRJQ/episode/te/B59N716VKY/

ホンドギツネのこどもがやってきました!

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2021年6月22日、里山舎にホンドギツネがやってきました! 生後4か月程のオスのこどもです。死んだ母親に寄り添い、弱っていたところを保護されました。 名前は、日本で暮らす動物なので、和風の名前が良いと思い「ギンジロウ」に決めました! 新たに里山舎での生活が始まったギンジロウですが、初日から臆することなくのびのびと暮らしています。 高いところにのぼったり、小屋のなかでお昼寝をしたり。 地面に穴を掘って遊んだり、 部屋の中に生えている葉っぱをかじってみたり。 色々な事に興味津々のようで、隣の部屋に住むホンドタヌキ「イマコ」にちょっかいをかけたりすることも…。(写真:タヌキ舎から見たギンジロウ) イマコのほうも、ギンジロウに興味があるようで、時々網越しに遊んでいるような姿を見かけます。(写真:イマコ) 反対側の部屋に住むホンドギツネのツネキチは、あまりギンジロウに興味はないようで、いつも通りマイペースにのんびり暮らしています。(写真:ツネキチ) ギンジロウの食べているものを紹介します。 餌は1日2回。 午前のメニューは、①蒸かしイモ、②蒸かしニンジン、③リンゴ、④キウイ、⑤ドッグフード。 午後のメニューは、①肉類(とりの胸肉、もしくは馬肉)、②ドッグフード。 ギンジロウは、育ち盛りで食欲旺盛です。餌の時間をとても楽しみにしているようで、本当ならば餌を準備する前に部屋の掃除をしたいところなのですが、まず先に餌をあげないと掃除ができないくらい、部屋の中を走り回ります。 いざ、餌を準備して持っていくと、餌皿の中に餌を入れる前に、タッパーの中に頭を突っ込んでくるほどのヤンチャぶりです。 ギンジロウを一言で表すなら、「好奇心旺盛」、もしくは「こわいもの知らず」といったところでしょうか。 YouTubeもご覧ください。 これから元気な姿で私たちを魅了してくれることと思います。 里山の新しいなかま「ギンジロウ」をよろしくお願いします。 (ホンドギツネ担当飼育員)

福岡市動物園にもパンダがいた!?🐼

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6月23日、上野動物園に双子のジャイアントパンダが誕生したというニュースが日本を駆け巡りました。実は、福岡市動物園にも、ジャイアントパンダを展示していたことがあるのをご存知でしょうか? 広州市より来園したシャンシャン(♂・25歳)とパオリン(♀・17歳)という2頭のパンダの展示を昭和55年(1980年)4月~5月の2か月間行っています。 今回、双子パンダにあやかって、当時の動物園だより「パンダ特集号」を公開します。紙データをスキャンしたものですので、少々見づらいですがご容赦ください。※当時は動植物園だよりではなく、動物園だよりとなっています。 →動植物園だよりページ 2か月で来園者80万人を超えるフィーバーぶりだったようです。 それでも、4月の日曜日は天候に恵まれず、来園者が想定より少なかったようで、気をもんだことなどが記されています。なお、現在の動物園には、当時を知る職員は在籍していません。 パンダ舎があった場所は、現在のシマウマ舎で、パンダ来園の記念碑が今も残っています。 他、動植物園だよりのバックナンバーや動物園の記念誌は、動物情報館ZooLabのライブラリコーナーでもご覧になれます。※全号はありません。 ご来園の際には、ぜひ確認してみてください。

アラビアオリックスの赤ちゃん誕生!性別も判明しました!

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6月29日16時9分にアラビアオリックスの赤ちゃんが生まれました。アラビアオリックスは、国内では横浜市の金沢動物園と福岡市動物園の2園のみで飼育されており、福岡市動物園では、2011年以来の誕生です。 お母さんは、2018年に金沢動物園で生まれ、2019年に来園した「ミナ」、 お父さんは、2009年に福岡市動物園で生まれた「アシール」です。 オリックスの出産可能年齢は3歳と言われていて、1歳で来園したミナは繁殖を進めるにはまだ早い年齢でした。 しばらくは1頭で過ごしていましたが、昨年2月末から檻越しでお見合いを進め、同じ年の7月から同居をスタートしました。 ミナが受け入れてくれる時以外はお互いに角を使って頭突きしあったり、猛ダッシュで走り回ったりと、決して仲が良いとは言い難い2頭でしたが、 7月2日、8月22日とマウントや交尾行動が見られ、10月10日が最後の交尾となりました。 オリックスの妊娠期間は260日なので出産予定日を6月27日と考え、観察の為のカメラや寝室内に藁を敷くなどの準備を進めました。 2月には83kgだった体重も日に日に増えていき、出産前日には95kgにまでなりました。(5/8撮影) お腹も少しずつ大きくなりましたが、過去の担当者や、もうひとつの飼育園である金沢動物園の方から聞く妊娠時の体型とは異なった体型で大きくなっていくので、本当に妊娠しているのか不安な時期もありました。(6/24撮影) 予定日を迎えましたが、初産なので遅くなることも想定しつつ、基本的にはいつも通りに放飼を行っていました。 そして、予定日から2日経った6月29日の14時半頃、胎膜が陰部から出ているのを発見し、慌てて寝室に移動させました。 ミナは、その後何度も後ろ足を伸ばしていきみを繰り返し、16時9分無事に出産しました。 アラビアオリックスには“ハイダー(英語のhide隠れるの意)”と言って普段は子どもを離れたところに隠して授乳時にそばに行く習性があります。ミナも、出産直後子どもから少し離れたところで様子を見ていました。 子どももすぐには立ち上がらず、じっと様子を見ていたので、私たち職員は獣舎内から離れ、ビデオ観察にすると、19時10分には立ち上がり、19時28分には授乳を確認することが出来ました。 その後もミナは子どもとは少し離れることが多いながらも、 きちんと授乳をさせて、

シロテテナガザル「ジャック」と「キャンディ」の同居

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本日7月5日に屋内展示室でシロテテナガザル「ジャック」♂ と 「キャンディ」♀ の同居を行いました。檻越しでは顔合わせをしていた2頭ですが、同居は初めてのことです。 しばらくは、1階部分にジャック、2階部分にキャンディと離れて距離をとっていましたが…、ちらちらとキャンディを見ていたジャックが2階に上がり、積極的に近づいていきました! しかしキャンディの方は、まだ一定の距離を保っていたいようでした。 ジャックはキャンディが逃げると、深追いはせずに、じっと様子を伺っていました。飼育員曰く、ジャックは紳士的かも?とのこと。キャンディも、ジャック用に置いていたエサを食べたりとあまり緊張は見られませんでした。 本日の同居は1時間程度で、毛づくろいをし合うまでには至りませんでしたが、お互いに興味はある様子。これから、不定期で少しずつ同居を行っていきます。 2頭の状況を見ながら、慎重に進めています。どうぞあたたかく見守ってください。