投稿

2月, 2024の投稿を表示しています

動物園の節分。動物たちに恵方巻きと福豆をプレゼント♪

イメージ
 2月3日に“節分”イベントを開催しました! まずは、マレーグマへ恵方巻きをプレゼント。 前日にはリハーサル、 当日は海苔がしっとりして食べやすいようにと 飼育担当職員は早い時間から、恵方巻き作りに取り掛かりました。 おから、サツマイモ、ニンジン、バナナに 少し苦手な小松菜を混ぜて、愛情もたっぷりです。 サニー♂もマチ♀も 何かあるな…?と言わんばかりにそわそわ動き回ります。 飼育担当職員の動きに合わせて、キャッチする場所へスタンバイ。 東北東はおそらく向いておりませんでしたが(笑) どちらも勢いよく、完食! ご家族連れが多く参加してくださり、 小さなお友だちから、ひと口目に歓声が上がったのが微笑ましかったです。 次は、サル山のニホンザルへ福豆のプレゼントです。 こわい鬼のいない(?)動物園ですので、 「福は~うち~♪」と一緒に掛け声をいただきながら 飼育担当職員が豆を巻きます。 一斉に集まり、豆を拾っては頬袋に詰め…を繰り返し さらに手いっぱい抱えて、各々落ち着き場所へ。 昨年春うまれの子ザル2頭も 投げ入れられる豆に最初は警戒しつつも、最後まで豆を食べていました。 サルたちに豆があたらないように、そっと そして、サルのいない場所へ移動しながら 3キロの大豆を4人がかりで巻き終えました。 午後からはあいにくの雨となりましたが、 たくさんのご来園者にご参加いただき、ありがとうございました! これで、今年も動物園には幸せがいっぱいやってくることでしょう。 動物も皆さまも無病息災で健康に過ごせますように。

「第71回動物園技術者研究会」を開催しました

イメージ
1 月 23 、 24 日に、公益社団法人日本動物園水族館協会( JAZA )主催「第 71 回動物園技術者研究会」を福岡市で開催しました。 動物園や、水族館を対象とした飼育動物に関する研究成果発表会(繁殖、治療、保全、教育…)として、動物園職員の知識や技術向上を目的に、毎年開催されています。 今年は福岡市動物園が開催園となり、ホテルニューオータニ博多と当園を会場として研究会を行いました。 *口頭発表の様子(ホテルニューオータニ博多)   *ポスターセッションの様子(ホテルニューオータニ博多) 研究成果の口頭発表とポスターセッションが主なプログラム内容となっており、 当園は 「ツシマヤマネコ繁殖の取り組みと3個体の特筆すべき繁殖事例報告」、 「動物園水族館の動物福祉の取り組みへの現況について」を、口頭発表し、 「高齢のマレーバクの飼育管理を記録から振り返る」、 「フンボルトペンギン舎の施設紹介」をポスターセッションで発表しました。   *ポスターセッション:発表者が現在取り組んでいるテーマを 1 枚のポスターで発表。  発表者と参加者の距離が近く、アイデアや意見交換を活発に行える。 また JAZA の総裁である秋篠宮皇嗣殿下も研究発表会に御臨席され、当園のツシマヤマネコ繁殖施設もご視察いただきました。 福岡市動物園にて新しいペンギン施設や動物医療センターの研究会参加者視察も行いました。   *** 令和6年1月1日に発生した能登半島地震により、被災した「のとじま臨海公園水族館」へは、今回の会場で募りました見舞金を、公益社団法人日本動物園水族館協会( JAZA )を通してお届けします。 ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。 引き続き、 JAZA では被災館へのご支援を続けております(募集期間: 2024 年 4 月 20 日まで) ご支援、ご協力をご検討の方は、以下のサイトにて詳細をご確認ください。 ▼「のとじま臨海公園水族館」への見舞金受付に関して →公益社団法人日本動物園水族館協会( JAZA )    →「のとじま臨海公園水族館」