シロテテナガザル、ジャックとキャンディの近況
3月28日、2頭のシロテテナガザルが福岡市動物園にやってきました。
シロテテナガザルの繁殖計画に基づいて、日本モンキーセンターからはオスのジャックが、福山市立動物園からはメスのキャンディがなかま入りしました。
ジャックとキャンディは、来園初日に飼育員の手から餌を取るなど、共に採食は良好で安心しました。二週間の検疫期間も無事終了し、現在特に問題なく過ごしています。
人懐っこく、じっと覗き込んでくるキャンディ。
興味津々でカメラをちょいちょい触ろうとしてくるジャック。
今は室内展示に向けて、キャンディをこれまでの検疫用の部屋から、展示室とつながった寝室に移動させて慣らしているところです。また、寝室に帰ってくるトレーニングも開始しています。
キャンディが室内展示に慣れたら、次はジャックとの同居を予定しています。
それぞれ別の動物園から来た個体なので、まずはお互いの姿を見る「お見合い」を行ってからの同居となります。
福岡市動物園のシロテテナガザル飼育施設は広くオープンな造りで、タワーやロープとの距離感など、ジャックとキャンディが慣れるまでには、時間がかかります。
一日でも早くお客様に見てもらえるよう日々準備しておりますので、どうぞ楽しみにお待ちください。
(シロテテナガザル担当飼育員)