「地元検証バラエティ 福岡くん。」9月11日12時35分~放送! - 9/09/2022 FBS福岡放送「地元検証バラエティ 福岡くん。」に、福岡市動物園のコツメカワウソが登場します!ぜひ、ご覧ください!!放送日:2022年9月11日(日曜日)12時35分~詳しくは、下記公式HPをご覧ください。https://www.fbs.co.jp/fukuokakun/
角(つの)にも色んな事情があって・・・|ZOOお勉強タイム - 5/23/2020 初夏を感じるような日が続き、園内の緑も鮮やかになってきました。 再開園はしましたが、引き続き3密を避けるため、イベントなどは当面中止、施設も一部閉鎖となりますので、動物に関するあれこれも引き続き、ブログでお伝えできたらと思います。 前置きが長くなりましたが、今回は哺乳動物の角(つの)についてのお話です! 人間にはない特徴の一つでもある角(つの)ですが、皆さんは角についてどれくらい知っていますか? 実は動物が持つ角には、色んなタイプがあります。 ここでは哺乳動物の角について、当園にいる動物たちを参考にお話していきますね。 まずは、どんな動物がどんな角を持っているでしょうか? 形は? 大きさは? その動物はなぜ角があるの? ♪ ♪(シンキングタイム~、考えてみてね~) ♪ では、いろんな角をご紹介します。 ★★シカの仲間の角(つの)★★ この仲間の角は“枝角(えだづの)”ともよばれ、木の枝のような形になります。 こちらは少々、古い写真になりますが、ツシマジカです。 シカの仲間(ニホンジカ、ヘラジカ、トナカイ、などなど)の角は、毎年はえかわります。 この仲間の角が生えるのはオスだけですが、例外でトナカイだけはオスもメスも生えます。 こちらはキョンです。 春に生えはじめた角は、皮膚におおわれていてまだ柔らかく、この状態の角のことを“袋角(ふくろづの)”と言います。 これは何かわかりますか? ツシマジカの角の根元です。 当園では角が伸びきった秋に角切りを行うため、角の残骸が生え変わる時に、ぽろりと落ちるんです。 この写真でわかるように、角の成長時期は血管がとおっています。 角が成長するにつれ、中に骨がつくられて、立派な角となるんですよ。 ★★オリックスの仲間の角(つの)★★ この仲間の角は“洞角(どうかく)”とも呼ばれ、中が空洞になっています。 他に、バイソン、カモシカ、なども仲間となります。 ウシ科(ウシ、ヤギ、オリックス…など)の角は頭骨(とうこつ)に角突起があり、骨の上に爪のように角質化した皮膚(角鞘(かくさや))が取り巻いて角となっています。 こちらはバーバリーシープです。 角はオスもメスも生えます。 ウシの仲間の角は一生伸び続けますが、一度角が欠けると、再び生えてくることはあ 続きを見る »
アムールトラ『ヒューイ』来園! - 11/24/2022 2022年11月21日(月) 浜松市動物園より、 アムールトラのヒューイ♂が来園しました! 休園日の午前9時に、ヒューイを乗せたトラックが到着。 多くのスタッフが見守る中、 トラック内の輸送箱の中から大きな鳴き声が聞こえ 安堵が広がります。 そして、さっそく 輸送箱を獣舎内に運び入れる作業が始まりました。 輸送箱を台車へ乗せ、トラックからおろします。 何人ものスタッフが声を掛け合い、 動作をチェックしながら、慎重に進めます。 トラックから獣舎近くまで、移動が完了。 高さのある獣舎出入口に、クレーン車で輸送箱は持ち上げられ セットされていた台車へ。 事前の打ち合わせ、シミュレーションを重ねていたこともあり スムーズに獣舎内に台車を移動することができました。 そして、輸送箱と寝室までの通路をつなぎ 輸送箱をオープン。 寝室へ初めて足を踏み入れるヒューイ。 少しのあいだ、うろうろしたり 落ち着かない様子でしたが、すぐに腰を落ち着けて 撤収作業するスタッフを静かに見つめていました。 新しい仲間の来園に アムールトラのカイ♂はその気配を感じて ヒューイの寝室裏付近を行ったり、来たり。 トラ舎がさらに賑やかになりますね。 なお、ヒューイの一般公開については、 体調と新しい環境への適応状況などを踏まえて決定します。 福岡市動物園の新しい仲間“ヒューイ”を これからどうぞよろしくお願いします! *ヒューイ(♂):2021年2月17日浜松市動物園生まれの1歳 続きを見る »
ツシマヤマネコ来園!ようこそ「ひい」、おかえり「アカツキ」🐾 - 12/08/2021 2021年11月25日にツシマヤマネコが2頭、名古屋市東山動植物園から来園しました。 1頭は今年の4月28日に福岡市動物園で生まれたオスの「アカツキ」です。アカツキは10月7日に福岡市動物園から東山動植物園へ移動していて、今回戻ってきたことになります。 もう1頭は今年の3月18日によこはま動物園ズーラシアで生まれたメスの「ひい」です。ひいは初めて人工授精で生まれたツシマヤマネコです。 アカツキとひいは、今年の4月30日に東山動植物園で生まれたオスの「さご」とメスの「さすな」と一緒に、東山動植物園で7週間程、4頭で一緒に過ごしました。 左から、ひい、さすな、さご、アカツキ アカツキ、さご、さすな ひい、アカツキ(写真提供:東山動植物園) アカツキは4頭の中で唯一母親が育てた個体です。ひい、さご、さすなの3頭は人工哺育で育てられました。若齢の時に他の個体と一緒に過ごすことで、その後の成長や繁殖に良い影響があると言われています。 4頭一緒に過ごす前のアカツキは、飼育員が介入していないだけあってかなり警戒心が強く、飼育員の前でエサを食べなかったのですが、戻ってきてからは扉越しで飼育員が見ていても食べるようになりました。 →アカツキのごはんタイム ひいは人工哺育されていたので人に良く慣れている個体です。それでも、来園直後は警戒心が強くほとんど隠れていました。しかし、1週間ほど経つと飼育員が行くと少し出てきて様子を伺うようになり、今では目の前でエサを食べています。 →ひいの近距離映像 ひいは当面非公開での飼育を予定しており、一般公開は未定ですが、アカツキは現在、公開に向けて徐々に環境に慣らしているところです。 アカツキとひいの2頭はまだ幼いため、繁殖できるようになるのは1~2年後となります。将来、それぞれがツシマヤマネコの飼育下繁殖に貢献してくれることを期待しています。 (ツシマヤマネコ担当飼育員) 続きを見る »