夏休みこども体験教室「サマースクール」無事終了♪ 皆がんばりました!

恒例の夏休みこども体験教室「サマースクール」を今年も7月25日・28日の2日間、開催しました。

普段はできない飼育員体験企画で、毎年たくさんの応募をいただいています。
皆さん本当にありがとうございます。
落選された方、申し訳ありません。
また応募ください!

まずは各班にわかれて動物のところに向かいます。
担当動物の獣舎に着くと…、(ツシマジカ舎)

先ずは掃除!(カンガルー舎)

掃除!(マレーバク舎)

とにかく掃除!(カバ舎)

きれいにしてね~。(フクロウ舎)

そして、ご飯の用意♪

(オランウータン舎)
なんだか掃除とご飯の用意ばっかり…なんて思いませんでしたか?
そう、獣舎の掃除は飼育員の最も大事な仕事の一つなのです。
飼育員はこうして毎日、動物たちの暮らしている部屋をきれいに保っています。
また掃除を通じて、エサの食べ残しやウンチなどを確認することが、動物たちの健康チェックにもつながります。

そして、動物たちへの大事なご飯を準備することも飼育員の仕事です。
お野菜でも新鮮な方が動物たちもおいしいみたい、なんて作業中に飼育員ならではのお話を聞いたりもします。
これってなんだか皆のお家でもおなじみの…、家事に似てますね。
飼育員からも、普段からお手伝いしてる?
包丁持ったことある?と聞かれていましたよね。

作業が一段落したら、特別にエサやりなんかもさせてもらいました。


各班で担当動物や内容はもちろん違いますが、どの班でもそこでしか体験できないことがたくさん♪

午後からは「環境エンリッチメント」についてお勉強です。
環境エンリッチメントは、動物園でくらす動物たちの体と心がともに健康であるための取り組みのひとつです。


飼育員さんたちとの作業中に、見たり聞いたりしたことを「環境エンリッチメント発見シート」へとまとめたり、動物のために消防ホースを使ってフィーダー(給餌袋)をつくりました。


これは、どうぶつたちのごはんの時間を長く、楽しいものにするための道具なんです。

[採食に時間がかかる=動物たちは工夫してエサを食べる]

動物園での単調な生活を、野生での採食に近づける工夫でもあり、動物たちの健康維持にもつながるんですよ。

そんなこんなで皆で力を合わせて作ったフィーダーが完成しました!
動物たちも喜んでくれるでしょうね~。


レッサーパンダ舎ではこんな感じで使用しています。
ジャバラになった消防ホースの隙間に隠れた『おいしいもの』を探し出すのに一生懸命なレッサーパンダは、動きも活発になります。

飼育員の仕事の大変さや、動物にかかわる仕事の奥深さを感じてくれたでしょうか?
今年もたくさんの参加ありがとうございました!

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