動物サポーター限定企画「春のバックヤードツアー」を開催しました♪
5月21日と28日(日曜日)に「春のバックヤードツアー」を開催しました!
このツアーは、動物サポーター限定のイベント
(参加条件:2000円以上のご寄付・事前申込抽選制)で、
参加者の皆さんには、普段入ることができないバックヤードを
見学していただきます。
飼育員のガイドに加えて
動物たちをより間近で感じることができるので
毎回大人気のイベントです♪
そんなバックヤードツアーの一部をご紹介します!
ツアーは各班に分かれて、それぞれ数種の動物・獣舎裏へご案内。
こちらは、ツキノワグマ舎。
初めて入る獣舎裏で、
今日与えるエサの説明を受けた後、寝室へ。
ガラス窓のすぐそこには、飼育員ではない人の気配に気づいたようで
ゲンキ♂が覗き込んでくる場面も。
ツキノワグマは臭覚がとても鋭いんですよ。
お子さんたちは、近い距離で見るゲンキの姿にびっくり!
また、この日の朝のゲンキのウンチにも興味津々でした。
その後、フィーダーにクマ用のペレット(※)を詰める作業を
お手伝いいただきました。※動物用の固形飼料
あえて、エサを取りにくくすることで
エサの時間=動物にとっては<楽しい時間>を増やし、
暇な時間を減らすための取り組みをしているという話に
お子さんたちも一生懸命耳を傾けている姿が印象的でした。
最後は、ペレットを詰めたフィーダーをハナコ♀へ。
持ち上げたり、転がしたりして、
小さな穴から飛び出てくるペレットを食べるハナコを観察後は
シマウマ舎です。
カミリ♂とミズキ♀の寝室を一周し、
主食は草であり、朝は5kgもの草を食べることや
ニンジンが好きで、トレーニング後のおやつとして与えていることなど
2頭の日常生活の説明を受けた後、ミズキのいる放飼場へ。
<シマウマの縞模様は、黒地に白 or 白地に黒?>を考えてもらいつつ、
ミズキを呼びます。
カミリに比べて、警戒心がそれほどないため
体の弾力・毛の感触を皆さんにも体感してもらうことができました。
近くで見ると、意外とまつ毛の長いことに気づいたり
この距離だからこその発見もあったようです。
最後は、ミナミシロサイ舎です。
獣舎の特徴は、床暖房が完備されていることです。
ミライ♂の寝室に集合してもらいましたが
歩き回ることで、高さ広さを体感していただけたのではないでしょうか。
そして、ミライ♂とミナミ♀へブラッシングです。
ブラシをコツコツと打ちつけて、飼育員が2頭を呼びます。
警戒することなく、ゆっくりと近づいてくる様子に
飼育員との日ごろの信頼関係が垣間見えます。
ブラッシングに加えて、手で触れてみたり、記念撮影をしたり。
また、こちらは別班のキリン舎前。
当園のキリン(ジュラ♂、リンダ♀、ニコ♂)やエサのお話しをした後、
実際にエサやりを体験。
間近に迫ってくるキリンの迫力と大きさには驚きの声が!
「将来は飼育員になりたい」という参加者のお子さんもいらっしゃいました。
いつか一緒に働くことができる日がくればよいなと思います♪
動物サポーターの皆さんからは、最後までたくさんのご質問をいただき、
動物たちへの興味・愛情をとても感じました。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
残念ながら今回当選できなかった方につきましては
次回のバックヤードツアーへのご応募をお待ちしております。
次回ツアーは、2023年11月の予定です。
(参加条件:2000円以上のご寄付・事前申込抽選制)
※詳細は追ってHPにてお知らせします。
年2回のバックヤードツアー以外にも、
2,000円以上の寄付をしていただいた動物サポーターさま向けの限定企画として、
毎月1回、「バックヤードガイド」を開催しています。
こちらは一種類の獣舎裏のご案内となり、
当日申込制(定員多数の場合は抽選)です。
動物サポーター制度に興味を持たれた方は、ぜひこちらをご覧ください。
これからも、福岡市動物園をよろしくお願いします!