チンパンジー『キンコ』来園!


 









3月14日(火)に周南市徳山動物園 より

チンパンジーの『キンコ』(メス/推定33歳)が来園しました!


13時過ぎ、多くのスタッフとご来園者の見守る中

『キンコ』を乗せたトラックが無事到着。









トラックの荷台が開くと、さっそく移送箱の中から

箱をトントン叩く音と大きな鳴き声が聞こえてきます。


『キンコ』と移送箱の重さは合わせて、200キロ強。








まずは、チンパンジーの獣舎内を通り、放飼場へ。

放飼場側にあるシュート(※)出入口から

寝室へ移動してもらうというのが今回の工程です。

※動物を移動させる際に動物が通る通路のこと


この日のために、リハーサルを重ねてはいるものの

本番で微調整が必要な部分もあり、

声を掛け合いながら、『キンコ』の入った移送箱を

安全かつ迅速に移動させます。


































45分掛けて、やっとのことでシュート出入口に到着し

移送箱の扉を開け、その後の『キンコ』はというと・・・。

びっくりするほどスムーズに、シュートを抜けて寝室へ。

安堵が広がった瞬間でした。


寝室の中では、通路側に寄り

行き交うスタッフをじっと見ていたり

シルバートレイをおもちゃ代わりに遊んだりと

とても落ち着いた様子を見せてくれました。

また、15時過ぎには大好物のイチゴ、

そして、リンゴやサツマイモなどを一緒にあげたところ

完食!晩ごはんもモリモリ食べたとのこと。











『キンコ』を含めて

福岡市動物園で飼育するチンパンジーは3頭(全てメス)です。

先住のサクラ・パンジー親子とは本日初めて部屋越しで対面し、

『キンコ』は落ち着き、親子ははしゃいだ様子だったそうです。

親子含め、新しい生活環境に早く慣れてくれたら嬉しいです。


なお、一般公開時期については

体調や新しい環境への適応状況などを踏まえて

今後決定します。


新しい仲間『キンコ』を

これからよろしくお願いします☺️

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