ツシマジカの角切り2024
毎年恒例、ツシマジカの「角切り」を休園日に実施しました。
園には、繁蔵・まさくん・あつや(上記写真)のオスが3頭います。
繁殖期を前に気性の荒くなるオス同士が突き合って
シカ同士、飼育担当職員が怪我してしまうことを防ぐため、
角が一番成長するこの時期に、園では「角切り」を行います。
★角の成長記★★★★
5月撮影
6月撮影
7月撮影
8月撮影
「角切り」当日撮影
★★★★★★★★★★
麻酔後は採血や体重測定などの健康チェックを行い、「角切り」がスタート。
長さが30~40センチ、太さ5センチ程度の角を切り落とすのは
力のいる作業になります。
負担がかからないように、手早く終えることも必要です。
体全体のチェック、顔まわりを支える、角を切ると
それぞれの役割に飼育・病院のスタッフは分かれて作業に集中します。
遠目にメスたちは、こちらの作業を(心配そうに?)見ていました。
角の断面やその周りを滑らかにする(やすりをかける)作業で終了!
こちらが切り落としたばかりのまさくんの角。
例年、新春福引大会の景品として登場するシカの角は
秋に「角切り」したものを使用しています。
角のない、すっきり頭の3頭を園でぜひチェックしてみてくださいね!