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10月, 2024の投稿を表示しています

第49回動物画コンクール🎨 作品展

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現在、日本動物園水族館協会福岡県地区会「第49回児童および幼児動物画コンクール」の入選作品を動物情報館ZooLabにて展示しております。 最優秀作品【日本動物園水族館協会 会長賞】 津留﨑 結愛 さん(小5) 子どもの目線から見上げたキリンが描かれています。 首の長さだけじゃない、キリンの大きさ、迫力が伝わってくる作品です。 【福岡県知事賞】 那須 健辰さん(小学6年) ていねいに描かれたクジャクです。 目を引く羽だけではなく、顔の色彩にもこだわりを感じます。 【福岡県教育委員会賞】 ヘルマワン カレンさん(小学2年) のびのびと泳ぐペンギンたちに、獣舎の作り、独創的に見える絵ですが、細部も良く観察して描かれています。 **** 他、合わせて25点を展示中です。 当園には600点ものご応募がありました。 ご応募いただいたお友だち、ありがとうございました! 多くのお子様たちがのびのびと描いた動物たちは、見ているだけで楽しくなる力作ばかりです。 動物園にお立ち寄りの際は、実物を是非ご覧ください。 【展示期間】 令和6年(2024年)10月29日(火曜)~11月10日(日曜) 9時~17時(入園は16:30まで)※休園日を除く ※最終日は、全作品の展示が13:30までとなります。 (会場への立ち入りは可能です) 【展示場所】 動物情報館ZooLab 多目的コーナー 【観覧料】  無料(ただし、別途入園料が必要) → HP『第49回 児童および幼児動物画コンクールの入賞者について』

ツシマジカの角切り2024

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毎年恒例、ツシマジカの「角切り」を休園日に実施しました。 園には、繁蔵・まさくん・あつや(上記写真)のオスが3頭います。 繁殖期を前に気性の荒くなるオス同士が突き合って シカ同士、飼育担当職員が怪我してしまうことを防ぐため、 角が一番成長するこの時期に、園では「角切り」を行います。 ★角の成長記★★★★ 5月撮影 6月撮影 7月撮影 8月撮影 「角切り」当日撮影 ★★★★★★★★★★ 麻酔後は採血や体重測定などの健康チェックを行い、「角切り」がスタート。 長さが30~40センチ、太さ5センチ程度の角を切り落とすのは 力のいる作業になります。 負担がかからないように、手早く終えることも必要です。 体全体のチェック、顔まわりを支える、角を切ると それぞれの役割に飼育・病院のスタッフは分かれて作業に集中します。 遠目にメスたちは、こちらの作業を(心配そうに?)見ていました。 角の断面やその周りを滑らかにする(やすりをかける)作業で終了! こちらが切り落としたばかりのまさくんの角。 例年、新春福引大会の景品として登場するシカの角は 秋に「角切り」したものを使用しています。 角のない、すっきり頭の3頭を園でぜひチェックしてみてくださいね!  

イマコ、ありがとう

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高齢のため、近年は巣箱で過ごすことが多かったホンドタヌキのイマコ♀ 時折、痙攣症状が見られたことと暑さ対策のため 8月下旬から病院で療養しておりましたが、9月8日に死亡しました。 エサの時間、巣箱からゆっくり顔を覗かせてくれたことが つい最近のことのようで、獣舎の前を通りかかっても不在の実感が湧きません。 「イマコちゃんは、タヌキなのですか?」という質問を、たくさん受けてきたほど、顔全体が真っ白なところがタヌキらしからぬイマコの特徴で、チャームポイントでもありました。 10年ほど前のイマコです。 年を追うごとに白さに磨きがかかったのは長生きしてくれたおかげもありますね。 好きな食べ物は鶏頭。 麻袋のクッションがお気に入りのようで、よくその上で寝ていました。 掃除のため、獣舎へ入ると近寄ってきて、足元をウロウロ。 飼育担当にとっては、日々の忙しい業務を忘れさせてくれる癒やしのひとときでした。 高齢ということもあり、健康状態を気に掛けてくださる ご来園者も本当に多く、最期までお心遣いをありがとうございました。 ホンドタヌキの野生下での最高寿命は、7~8年程度と言われています。 2010年9月25日の来園以来、14年もの間、たくさんの方々に応援していただきましたことにも感謝いたします。 飼育担当から、預かったたくさんのイマコの写真とともに、 皆様へ感謝もお伝えしたいのでブログにしてお届けすることにしました。 (時間がかかって申し訳ございません) こちらは病院で療養中のイマコ 最後の動画投稿は今年の3月Instagramでした。 →公式Instagram(福岡市動物園 @fukuokazoo) イマコ、ありがとう。 どうか安らかに眠ってくださいね。